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阪南大高が三田学園に3-0勝利。大阪王者は苦しい時期に一つ成長し、インハイへ

阪南大高が三田学園に3-0勝利。大阪王者は苦しい時期に一つ成長し、インハイへ

  • ゲキサカ
  • 更新日:2021/07/22
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[7.19 プリンスリーグ関西第5節 阪南大高 3-0 三田学園高 阪南大学高見ノ里G]

19日、高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ2021 関西第5節の阪南大高(大阪)対三田学園高(兵庫)戦が行われ、阪南大高がエースFW鈴木章斗(3年)の2得点とFW石川己純(3年)の1得点によって3-0で快勝した。阪南大高は5勝1分3敗で3位、三田学園は3勝1分4敗で7位につけている。

阪南大高はプリンスリーグ関西で開幕4連勝した後、4試合未勝利。6月にはインターハイ大阪府予選優勝、近畿大会準優勝という結果を残したが、京都橘高(京都)との前節で逆転負けするなど6月末以降は白星から遠ざかっていた。

濱田豪監督はこの試合へ向けて選手たちを気持ちの部分でかなり煽ったというものの、入りは不十分。左MF保田成琉(2年)や鈴木が強引に持ち込んでシュートを打ち切っていたが、福原幸明監督が「前と全然違います。粘り強くなりました」という三田学園を飲み込むことができない。

阪南大高の注目CB西田祐悟(3年)は「勝ち点が取れていなかったので、思い切ったプレーよりもみんな慎重になっていた」と振り返る。それでもこの日、「DFラインを高くしようということを意識して、前半も押し込めていた」(西田)阪南大高は、コンパクトな守りで相手の攻撃を封じ、特にMF櫻井文陽(3年)がセカンドボールを確実に回収して攻撃に繋げる。

そして27分、阪南大高は左サイドへ抜け出した石川を起点に櫻井が右足シュート。こぼれ球に櫻井が反応し、ボールは右中間に構えていた鈴木へ繋がる。すると、背番号9は迷わず、ダイレクトで左足シュート。これがファーサイドのネットを破り、先制点となった。

三田学園も36分、左サイドから細かく繋ぎ、最後はMF三浦太輝(3年)のラストパスで右中間のMF長石雄太(3年)がフィニッシュ。阪南大高は38分、保田のフリックで石川が抜け出すが、三田学園CB富江立修(2年)にスライディングタックルで止められ、42分に左SB松本楓悟(3年)が放ったコントロールショットはGK岡本悠雅(2年)にファインセーブで阻止されてしまう。

1点差を維持した三田学園は、後半立ち上がりに流れを掴む。この日インターセプトを連発していた三浦や司令塔・MF米田和真(3年)のラストパス、また右SB紀伊佑磨(3年)の攻め上がりなどを交えてゴール前のシーンを作り出す。プリンスリーグ関西5得点の注目エースFW長野壮、FW宮内泉太朗(2年)と前線に怖さのある三田学園だが、阪南大高は存在感ある動きを見せた西田やCB菊川泰河(2年)が縦に速い攻撃を封鎖。そして、次の1点を奪った。

22分、松本のパスを中央で受けた石川が鋭いターンでDFを剥がし、左足で貴重な追加点。さらに26分には、石川の右クロスから鈴木が頭で狙う。これはGK岡本が好反応で阻止したが、阪南大高は連続攻撃から松本が左クロス。鈴木が今度は頭で決め、3-0と突き放した。

このまま試合を締めた阪南大高が3-0で快勝。大阪王者として臨むインターハイ前最後の公式戦での勝利に選手たちはホッとした表情を見せていた。櫻井は「この間とか、先制してそのあと追加点決めきれなくてズルズルというのがあった。今日は追加点が取れたので成長できたと思います」と語り、西田は「(各選手緩まないようにしていたが、)近畿も準優勝してどこか浮かれていたところがあったと思う。(勝てない時期を経験し)引き締まりました」。

今年の阪南大高は攻守に注目選手も擁し、インターハイで過去最高成績の16強超えも十分に期待できるチームだが、選手たちが強調したのは「一戦一戦」。勝てない時期も経験した阪南大高は足元を見つめ直して攻撃パターンの増加などに取り組み、よりレベルを引き上げてインターハイに臨む。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク

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