空前絶後の「J1昇格プレーオフ」争い ラスト2枠を最大5チームで争う混戦を制すのは?

空前絶後の「J1昇格プレーオフ」争い ラスト2枠を最大5チームで争う混戦を制すのは?

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  • 更新日:2017/11/12
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長崎のJ1自動昇格、福岡と名古屋のPO出場が決定 残り2枠を最大5チームで争う

今年の流行語大賞候補を拝借すれば、“空前絶後のJ1昇格プレーオフ争い!”という状況だ。J2第41節の第1日が11日に行われ、V・ファーレン長崎のJ1初昇格、現時点で3位のアビスパ福岡、4位の名古屋グランパスの昇格プレーオフ出場が決定した。その一方で、最終節にプレーオフ進出残り2枠となる5位、6位を最大5チームで争う可能性がある。

まずは、11日終了時点でのJ2上位の順位表は以下の通りだ。

<自動昇格圏>

1位:湘南 勝ち点82/57得点・35失点/得失点差22☆

2位:長崎 勝ち点77/55得点・40失点/得失点差15☆

<プレーオフ圏内>

3位:福岡 勝ち点73/53得点・35失点/得失点差位18

4位:名古屋 勝ち点72/83得点・65失点/得失点差18

5位:徳島 勝ち点67/70得点・43失点/得失点差27

6位:東京V 勝ち点67/62得点・48失点/得失点差14

<プレーオフ圏外>

7位:松本 勝ち点66/61得点・44失点/得失点差17

8位:千葉 勝ち点65/68得点・57失点/得失点差11

9位:横浜FC 勝ち点62/58得点・46得点/得失点差12※

(☆は昇格決定、※は12日に試合)

大混戦を生む要素となったのは、ジェフユナイテッド千葉の猛追だ。京都サンガに0-2で破れた第35節終了時点では勝ち点47の12位にとどまっていたチームが、翌節ファジアーノ岡山戦から連勝街道に乗った。そして今節の名古屋戦でも、後半戦に入って得点量産中のアルゼンチン人FWラリベイが2ゴールを挙げるなど、敵地で勝ち点3を確保した。

5位徳島と6位東京Vは最終節で直接対決

千葉は現時点で勝ち点65の8位。5位の徳島ヴォルティスと6位の東京ヴェルディとの勝ち点差は2だが、最終節は両チームの直接対決で、千葉が勝利してなおかつ7位松本が勝ち点3を奪わなければ、6位以内に滑り込む芽も出てきた。ただ、最終節の対戦相手である横浜FCは、11日の岡山戦に勝利すれば勝ち点で千葉と並ぶ。最終節まで希望を残すクラブ同士の対戦となれば、会場となるフクダ電子アリーナは熱気に包まるだろう。

東京Vと徳島の直接対決は、勝利すればプレーオフ圏内決定の一方で、勝ち点3を奪えないと他会場の結果次第となる。ただ徳島は得失点差27と他クラブを大きく引き離しており、ドローでも7位の松本山雅FCが勝利し、なおかつ8位の千葉が16点差以上の大差で勝利しない限り7位以下はない。より厳しい条件なのは東京Vだが、徳島のリカルド・ロドリゲス監督、東京Vのミゲル・アンヘル・ロティーナ監督のスペイン人指揮官対決が熱を帯びるのは必至だ。

唯一、直接対決ではない松本は勝利で6位以内を確定できる状況だが、対戦相手はDF登録ながら15ゴールを叩き出しているDF田中マルクス闘莉王を擁する京都と、厄介な相手と対峙する。Jリーグ有数の熱狂的なサポーターで埋め尽くされる本拠地アルウィン全体で、反町康治監督率いるチームを後押しできるか。

2012年から導入されたJ1昇格プレーオフでは12年大分トリニータ(6位)、13年徳島ヴォルティス(4位)、14年モンテディオ山形(6位)、15年アビスパ福岡(3位)、16年セレッソ大阪(4位)と上位クラブが“食われる”傾向がある。最終節で劇的なプレーオフ進出を手にし、その勢いでJ1切符を勝ち取りに行く――。残り2枠に滑り込んだクラブは、そんな青写真を描きたいところだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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