旅の醍醐味といえば、やはりショッピング。オリジナルの伝統工芸品からアメリカンなお菓子、沖縄ならではの食材まで。回るだけでワクワクする二つのスポットで見つけたお土産を紹介。
ハッピーモア市場Tropical店編はこちら
沖縄の戦後を共に歩んだ新しい文化の発信地。
アメリカ文化を色濃く反映した日本初のショッピングモールとして1954年に開業したプラザハウスショッピングセンター。当初はアメリカ人向けだったが、地域に広く開かれてからは外国文化の玄関口に。リーバイスのジーンズをはじめ、ここで日本デビューを飾った有名ブランドも少なくない。県や国の内外を問わず長らく人々から愛される所以は、ここにしかないユニークなお店の存在だ。開業時からの中核店・インポートファッションの〈Roger’s〉と沖縄初の中華料理店〈月苑飯店〉のほか、世界から評価を得るギリシャチーズ専門店〈Cheeseanista〉やアメリカの伝統的な焼菓子を扱う〈Melrose American Bakery & Café〉なども近年オープン。老舗の歴史を大切に守りながら、絶えず新しい文化を提案し続けている。
〈プラザハウス プラットフォーム オキナワ〉の扇子
PLAZA HOUSE PLATFORM OKINAWA
沖縄県出身、ニューヨーク在住のテキスタイルアーティスト・謝敷宏（じゃしきひろし）さんが沖縄の風景や昔話に着想を得て制作した扇子。
沖縄の手仕事を再解釈するプライベートブランドから生まれた。1枚3,960円。
〈ロジャース フードマーケット〉のオリジナル黒糖
ROGER’S FOOD MARKET
波照間島、伊平屋島の伝統製法にほんの少し異国情緒を織り交ぜた島黒糖。
左は波照間島産の島黒糖にスパイスを混ぜた「HATILUMA CRUZ」（1,080円）、右は伊平屋島産の島黒糖「IHEYA Muscovado」（886円）。
〈フラッグシップオキナワ〉のブラウンシュガーファッジ
Flagship Okinawa
イギリスの伝統菓子・ファッジを沖縄県産の島黒糖でアレンジしたオリジナル商品。
プレーン（左・756円）、タンカンピール（右・810円）のほか、ジンジャーとラムレーズンの4種類。お酒のお供にもオススメ。
〈チーザニスタ〉のマリネードティリー
Cheeseanista
ギリシャ風チーズ＆ヨーグルト専門店の瓶詰めチーズ。
沖縄県産の牛とヤギの生乳で作ったギリシャ風チーズをハーブと共にオイルマリネしたもので、世界有数のチーズコンテストで金賞を獲得。1個2,090円。
〈メルローズ アメリカンベーカリーアンドカフェ〉のピーカンナッツパイ
Melrose American Bakery & Café
地元で人気のアメリカンダイナー〈Rose Garden〉から派生したケーキ店が提案する、アメリカンな焼菓子。
ざくっとした食感と甘さと苦味のバランスが楽しい「ピーカンナッツパイ」（432円）が人気。
日本初のショッピングモール｜プラザハウスショッピングセンター
住所：沖縄県沖縄市久保田3-1-12
TEL：098-932-4480
営業時間：10:30〜20:00※店舗により異なる場合あり
定休日：不定休
photo : Keiko Nomura text : Emi Fukushima
No. 1218
沖縄・春の旅。／目黒蓮 (Snow Man) 2023年02月28日 発売号
沖縄と言えば、暑い夏がイメージ。でも、春の旅が実は最高なんです。太陽の光は、眩しくも優しく。美しい海は、海開きが始まったばかりで、ひとり占め。冬から春にかけて旬を迎える“沖縄の野菜”を満喫。最高気温は、25℃前後。街歩きも、世界自然遺産・やんばるの森ツアーをはじめとする大自然も快適に。いつもよりも、ちょっとだけ早い旅支度をして、涼しく楽しく、そして美味しい春の沖縄へ向かいませんか。
Hanako 編集部
