
「マッチングアプリ専門家」といった肩書きをもつ「おとうふ」というヒトが、『女子SPA!』に『恋人を “身長170㎝以上” で探す必要がある?「普通の人でいい」と言う人たちのカン違い』なるタイトルのコラムを寄稿なされてた。『モテと非モテの脳科学~おじさんの恋はなぜ報われないのか~』(ワニブックスPLUS新書)で、共著者である脳神経外科医の菅原道仁氏も、こんなことを述べている。
(出会いの機会を増やすためには、いっそ)「ハードル」という概念自体を払拭してみるのも一つの手段です。
「あなたにとって絶対に譲れない部分」を死守すべきなのは当たり前。「親を大事にしない」「女性を平気で殴る」「人のお金を盗む」……とかですね。だけど、年収とか顔の良し悪しとか身長がどうのこうのは、正直どうだっていいじゃないですか。
「絶対に譲れない部分」を増やしすぎるのはいただけません。最低でも3つ、できれば2つにとどめておくべきです。「両親を大事にする・暴力を振るわない・ギャンブルをしない、以上!」みたいに……。
一度、改めて「5つある譲れない部分を3つに、3つを2つに削ってみる」といった作業をやってみてはいかがでしょう?
そうすることによって「あなたの理想」も、おのずとシェイプアップされていきますから。
多少のニュアンスこそ異なっているものの、
「のんべんだらりと中途半端な “条件” を羅列(=多望み)しても、それらが加算されたら “超” のつく “高望み” となってしまい、ロクなことはありませんよ~」
……的な根っこの部分は一緒。少なくとも私は
「とにかくお金持ち! そこさえクリアしてたらブサイクだろうが、趣味が(犯罪的なモノじゃないかぎり)なんだろうが、性格が捻じ曲がっていようが全然OK!」
……なんて風にスパッと断言できる女性のほうが、見ててもその開き直りが気持ちいいし、仮に容姿がタイプでも、お金持ちじゃない私はキッパリ彼女のことを諦めることもできる。
そしてモチロンのこと、おとうふ氏のご指摘同様……私の経験則からも、そういう女性のほうが、案外それなりにお金持ちのパートナーを、ちゃっかりゲットしちゃっているのだ。
ネットニュースパトローラー 山田ゴメス