【スポーツ】早くも2勝目!プラチナ世代をけん引するのは古江彩佳か

【スポーツ】早くも2勝目!プラチナ世代をけん引するのは古江彩佳か

  • デイリースポーツ online
  • 更新日:2020/10/21
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古江彩佳

2000年度に生まれた女子プロゴルファーは「ミレニアム世代」、「プラチナ世代」と呼ばれている。古江彩佳(20)=フリー=をはじめ安田祐香(19)=NEC、西村優菜(20)=フリー、吉田優利(20)=エプソン=ら才能豊かな選手がひしめくが、中でも先日のデサントレディース東海クラシックで優勝した古江が頭ひとつ抜け出した感がある。

古江のツアー優勝はアマチュア時代の昨年富士通レディース以来2勝目でプロでは初優勝。同世代はまだ優勝した選手がいない中、複数回Vを成し遂げているのは、実力が抜きんでていることのなによりの証明だろう。

デサントレディース最終日を振り返ってみると、その技術力、メンタルの強さが分かる。東浩子と首位に並び、迎えた18番。先にグリーン奥から約20メートルのバーディーパットを沈めた。東も7メートルをねじ込んでバーディー。プレーオフに突入した。その1ホール目、古江は第2打をピン20センチにつけるスーパーショットを披露。難なくバーディーを奪って決着をつけた。

古江は00年5月27日に神戸市で生まれ、3歳でゴルフを始めた。滝川二高時代は同級生の安田らと団体戦で全国制覇を経験。17、18年はナショナルチームメンバーとして活躍した。昨年の富士通レディースで優勝後にその権利でプロテストを経ずにプロに転向した。

本紙木曜日付け「ゴルスペ」で「女子プロ、ここがすごい!」を連載中のプロコーチ、大西翔太氏は古江のゴルフの魅力をこう分析する。

「古江プロは飛んで曲がらないショットが持ち味です。デサントレディースのプレーオフの舞台となった18番は左に池があるんですが、古江プロはティーショットで池を怖がらずにしっかりと持ち球のドローを打ち、飛距離でアドバンテージを取りました。対してフェードが持ち球の東プロは池から逃げたのか、体が浮いてしまい、飛距離が出ませんでした。これが第2打の精度の差につながったわけです」

古江のスイングは教科書のようだともいわれる。その点について大西氏はこう話す。

「古江プロはスイング中に前傾角度が崩れません。いわゆるスパインアングルが一切変わらないわけです。さらにスイングアーク自体も大きいので、精度の高いショットを打つことができるのです。アマチュアの方にとっては、どの部分をまねてもいい、お手本のようなスイングといえます」

古江は今季はゴルフ5レディースでも2位に入り、現時点での賞金ランクは6位。他のスタッツを見ても、平均ストローク3位、パーセーブ率1位と素晴らしい数字が並ぶ。プラチナ世代の枠を超え、女子ツアー全体を引っ張る存在になる日も近そうだ。(デイリースポーツ・松本一之)

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