
FANTASTICS・佐藤大樹(撮影=池村隆司)
現在放送中の放送中のABEMAオリジナル恋愛番組『恋する♥週末ホームステイ 2023夏』(以下:『恋ステ』)最終回のスタジオゲストに、FANTASTICSの佐藤大樹が登場。
参考:【写真】FANTASTICS・佐藤大樹の撮り下ろしカット
学生時代は「ダンスが恋人」でほとんど恋愛ができなかったという佐藤。高校生の恋愛番組を見て何を思うのだろうか。『恋ステ』の感想や気になっているメンバー、自身の恋愛観とともに語ってもらった。(伊藤美咲)
・『恋ステ』に出演するとしたら“当たって砕けろ精神”でアタック
ーー『恋ステ』をご覧になっていかがでしたか?
佐藤大樹(以下、佐藤):最近は恋愛番組をMCやスタジオゲストとして見させていただくことが多いんですけど、こんなに若い方々の恋愛模様を見るのはすごく久々で、めちゃくちゃキュンキュンしました。僕は高校生の頃ほとんど恋愛をしてこなかったので、羨ましい気持ちでいっぱいで。見ていたらあっという間に時間が過ぎていました。
ーーとくに印象に残っているメンバーはいますか?
佐藤:たくみくんがモテすぎて……! あとはゆうまくんが僕と同じ埼玉県出身なので、「頑張ってほしいな」と思いながら見ていました。りむちゃんの、見た目はギャルなのに中身はピュアというギャップもよかったですね。
ーーグッときたシーンは?
佐藤:7話の終わりの方にあった、たくみくんとりむちゃんが夜景を見ているシーンです。りむちゃんが「そんなに身長高かったっけ?」という会話から「じゃあ手広げて」と言って抱きついたところがよかったです。こんなに積極的な女の子がいたら、男の子は嬉しいですよね。彼らは僕と10歳くらい離れているんですけど、「こんな脚本の作品やってみたいな」と思いました。
ーー佐藤さんが『恋ステ』に出演するとしたら、どのようにアプローチしますか?
佐藤:「この子いいな」と思ったらガツガツいくと思います(笑)。『恋ステ』は期間も決まっているので、当たって砕けろ精神でアタックしますね。女の子がひとりでいるときを狙って、声をかけてアプローチするかな。みんなでいるときはムードメーカー的な感じで盛り上げて、ふたりで話すときは少し大人しくしてギャップを狙うとか(笑)。
ーー『恋ステ』とご自身が高校生だった頃の恋愛を比べてみていかがですか?
佐藤:僕が高校生のころに唯一後悔していることが、デートが全然できなかったことなんですよね。高校生でダンスを始めて19歳までにEXILEに入るという目標を掲げていたので、恋愛をする時間が全然なくて。毎日ダンスの練習をしていたので、ダンスが恋人になっていましたね。
だからこそ、芸能界に入って学生役を演じさせてもらったことで、初めて青春を味わえた気がします。僕の学生時代はまったくキラキラしていなかったのですが、『恋ステ』はほかのことを気にせずに恋愛に集中できるから最高ですよね。僕だったら「早く好きな子に会いたい」という気持ちでいっぱいになって、普段の学校生活が手につかなくなっちゃいそうです。
・自分のやっていることに誇りを持っている子が好き
ーー佐藤さんが思い描く理想の恋人とは?
佐藤:僕はごはんを作ってくれる女性が理想ですね。僕がまったく料理できないので、家に帰ったら「おかえり、ごはん出来てるよ」と言ってもらえたら120点です。カレーとか作ってくれたら嬉しいですね。洗濯や風呂掃除は好きで、それは僕が担当するので、料理だけはお願いしたいです。あとは、仕事で行き詰まっていたら悩みを聞いてくれたり、役作りするときにヒロイン役をやってくれたりしてもらえると嬉しいですね。
ーー理想の女性の性格や外見はありますか?
佐藤:何事にも一生懸命で愚痴を言わない子がいいなと思います。自分のやっていることに誇りを持っている子が好きです。髪型や服装の好みはあまりないですけど、お姉さんというよりは面倒見てあげたくなっちゃう子の方が惹かれる気がします。
ーーいま恋愛をするとしたら、どんなデートがしたいですか?
佐藤:水族館でイルカショーを見たいですね。イルカショーでみんなが盛り上がっている最中にこっそりキスするとか(笑)。僕がドラマの脚本を書くとしたら、入れたいなと思っているシチュエーションです。
ーーロマンチストですね。理想の告白のシチュエーションは?
佐藤:告白はやっぱり男性からしたいですよね。夜景を見ながらごはんを食べて、指輪を用意して。ベタですけど憧れますね。
ーーいままで見た恋愛番組から学んだ恋愛テクニックや、良いなと思った行動はありましたか?
佐藤:レストランで食事をしているときに、さりげなくひまわりを置いていた人がいたんです。ひまわりは本数によって花言葉が変わる花なので、そのときの相手との関係性に合った本数を渡すのはすごく良いなと思いました。FANTASTICSもひまわりを大切にしているグループなので特に印象に残っています。
・5年以内に朝ドラと日曜劇場への出演。今後チャレンジしたいこと
ーー佐藤さんが普段お仕事をするときに心がけていることはありますか?
佐藤:ダンスでも演技でもバラエティでも何でも、絶対に手を抜かないことです。求められていることにはちゃんと応えたいので、寝る間を惜しんででも注力したいなという気持ちがあります。
ーー仕事をする上でのルーティーンはありますか?
佐藤:大事なオーディションの前や、ドラマ撮影のクランクインやクランクアップときは、必ず赤坂にある豊川稲荷に行っています。FANTASTICSの初詣でも行っている神社で、芸能界の方々はよく来られるみたいですね。昔占い師の方に、「あなたはご先祖様に守ってもらっている」と言われたので、年に2回はお墓参りにも行くようにしています。
ーー最後に、今後チャレンジしたいことを教えてください。
佐藤:恋愛番組のMCはまたぜひやりたいなと思いますね。誰かの恋愛模様を見るのは楽しいですし、役作りにも役立つなと思います。それこそ『恋ステ』を見ていて、ツーショットデートのときって意外と相手の顔を見ていないんですよ。そういったシチュエーションを演じるときは、人の目を見ようと意識していたので「本当に恥ずかしいと照れてしまって相手の顔を見ることができないんだ」という新しい気づきがありました。
あと、照れたときの顔や表情はすごく勉強になりました。照れたとき、女の子はよく髪を触っていて、男の子は口を隠しがち。学生役をやるときは取り入れようと思いましたね。
役者としてはもちろん主役もやらせていただきたいんですけど、ゴールデン帯で2番手の男性役をやって「あの役者気になるな」と言われるような立ち位置も目指したいですね。朝ドラと日曜劇場への出演も去年くらいからずっと掲げている目標なので、5年以内には達成したいです。
(文=伊藤美咲)
伊藤美咲