年18万円分も貯まる! 3つの「ポイ活」節約術とは?

年18万円分も貯まる! 3つの「ポイ活」節約術とは?

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  • 更新日:2021/01/14
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(週刊朝日2021年1月22日号より)

いま、「ポイ活」が話題となっている。ポイ活とは、日常の買い物の際にポイントカードの提示やキャッシュレス決済によって貯まるポイントを増やす「ポイント獲得活動」の略称だ。このポイ活が、新たな節約術の一つとして定番になりつつある。

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最近では、メディアでポイ活が扱われる機会も増え、ポイ活に精通した「ポイ活賢者」と呼ばれる人々をテレビなどで見かけることも多い。彼らの「日常生活のほとんどをポイントでまかない、現金にはほとんど手を付けない」という生活に興味を持った人も少なくないだろう。

しかし、一方では、「ポイ活で日常生活をまかなえるなんて絵空事。日々高額な買い物をしている一部の金持ちだけ」と疑いの目で見ている人もいるだろう。

そこで今回は、ポイ活を始めてまだ2年目のポイ活初心者の50代会社員Mさんが実際に年間約18万ものポイントを貯めた記録をひもといていく。

Mさんが活用したポイントは、「楽天ポイント」「Pontaポイント」「dポイント」の共通ポイント、東京電力の利用で貯まる「くらしTEPCO」ポイント、セディナカードで貯まる「わくわくポイント」の5種類。

なかでも注目したいのが、楽天ポイント、dポイント、Pontaポイントという三つのポイントだ。これらのポイントは、共通ポイントと呼ばれ、貯まる場所とサービスの豊富さから、ポイ活をするうえでは欠かせない存在となっている。共通ポイントは、加盟店や提携サイトで、ポイントカードを提示(提携サイトの場合は会員IDでログイン)すると、原則0.5~1%のポイントが還元されるうえに、クレジットカードでの決済によって還元率が1%プラスされ、還元率は1.5~2%にまで上がる。

Mさんが今回特に意識したのが、普段の買い物を「楽天市場」に集中させることだ。今までスーパーやドラッグストアで購入していた、トイレットペーパー、シャンプー&リンス、洗剤、薬などの日用品から米、飲料水、酒類、調味料などの生鮮食品以外の食材などを楽天市場での購入に切り替えた。これで、生活必需品の購入の際に自然にポイントが貯まる仕組みができあがる。

この際、Mさんが利用したのが「楽天カード」。ポイ活の際は、クレジットカード使いをすることは必須だ。これにより、ポイントの還元率は最低1%、楽天市場で楽天カードを使うと、楽天市場の会員=1%+楽天カード利用=2%で合計還元率3%を実現できる。

ちなみに還元率というのは、買った金額に対して、ポイントが何%つくかという比率。200円で1ポイントだと、1÷200で還元率は0.5%となる。これが世の中の還元率の標準だ。ここから還元率をどれだけ上げていくかが、ポイ活の努力の基準となる。

では、Mさんはどうやって還元率を上げていったのだろう。

Mさんの還元率アップの工夫の第一は、楽天ポイントのSPU(スーパーポイントアッププログラム)の活用だ。楽天ポイントには、楽天が展開するサービスを使うほど、楽天市場での買い物還元率が上がるSPUという仕組みがある。それは、楽天会員が、通常受けられる1%の還元率に対し、楽天カードの利用、楽天市場アプリでの買い物、楽天トラベルの利用など、16のサービスを利用するたびに、還元率が倍増され、最大で16倍まで増量されるというもの。SPUの倍率は、毎月末時点に達成した倍率が、当月1日~末日の買い物分に適用される。

Mさんが達成したSPUの倍率は、楽天会員+1倍に加えて、楽天プレミアムカード(年会費1万1千円)決済で+4倍、楽天銀行での引き落としで+1倍、楽天市場アプリの利用で+0.5倍、楽天ブックスでの書籍の購入で+0.5倍の7倍。この還元率を常に保つことで、日々の楽天市場での買い物からドシドシとポイントが貯まっていった。

「何もしなくとも、千円で70ポイント、1万円で700ポイント貯まります。シャンプー、下着、米などを購入するだけで1カ月3万円くらいはすぐかかってしまいます。それで2100ポイントは貯まります」

しかし、Mさんの努力はそんなものではない。還元率アップの工夫の第二は「毎月5と0のつく日」に買い物を集中させること。楽天市場は「毎月5と0のつく日」に買い物をすることで+2倍の還元率がつく。

この特売日を活用することで、通常7倍の還元率が9倍にまで跳ね上がる。

「ただし、『毎月5と0のつく日』セールを活用するためには、そのつど、事前のエントリーが必要なんです。一番最初はただ、5と0のつく日に買い物をすればよいと購入していたけれど、還元率がアップせず、おかしいな、と思ったら、つど、エントリーが必要とわかりました」

還元率アップの工夫の第三は「お買い物マラソン」への参加だ。お買い物マラソンとは、店舗の買い回りで還元率が上がるイベント。千円以上の買い物で店舗を買い回るごとに付与率が上がり、各ショップの個別ポイントアップなどを加えるとポイントが最大で44倍になる。

これらの工夫を駆使することで、例えば20年7月にエアコンやダイソンの掃除機といった高額な買い物をした際には、10倍以上の還元率でポイントがついた。その結果、Mさんは、わずか1カ月で2万9268ポイントも獲得することに成功したのだ。

このほかにも、Mさんは、家賃払いでPontaポイント、スマホ料金でdポイント、電気とガスを東京電力にセットして、「くらしTEPCO」ポイント、メインのクレジットカードのセディナカードで「わくわくポイント」を貯め、1年間で18万5638ポイントを貯めたのだ。

「銀行口座引き落としになっていた公共料金や家賃、保険料などをまずポイント化できないか考え、クレジットカード払いにしたり、ポイントがつく手続きをしました。それだけで、年1万5千ポイントくらいにはなっています。少しの工夫で、お金と同じ価値のあるポイントが貯まるので、今までずいぶん損をしていたとポイ活に燃えています」

(取材と文/回遊舎[かいゆうしゃ])

※週刊朝日  2021年1月22日号

回遊舎

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