信号機のない横断歩道でのルール 実情は? JAFの調査によると鳥取県は一時停止率36位

信号機のない横断歩道でのルール 実情は? JAFの調査によると鳥取県は一時停止率36位

  • 日本海テレビ
  • 更新日:2022/11/28
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信号機が設置されていない横断歩道では、歩行者が渡ろうとしているときにドライバーの一時停止が義務づけられている。今年JAFが行った調査によると、島根県の一時停止率全国8位に対し、鳥取県は36位とっている。

信号機が設置されていない横断歩道では、歩行者が渡ろうとしているときにドライバーの一時停止が義務づけられている。

島根県の一時停止率全国8位に対し、鳥取県は36位とっている。

実情はどうなのか。現状を取材した。

◇ ◇

左右を確認する歩行者がいるにもかかわらず目の前を堂々と通り過ぎる車や、スピードを緩めることなく走っていく車。

街で見かけるこの光景。実は『違反』。

鳥取県警 交通部交通企画課 毛利豊課長補佐:「進路の前方を横断している歩行者の方、また、横断しようとしている歩行者の方がおられる場合は、その横断歩道の直前・停止線があるところは停止線のところで一時停止していただいて、通行を妨げないようにしていただかなくてはならない。」

道路交通法では、車両が横断歩道に近づいた場合、明らかに歩行者がいないとき以外は徐行。横断歩道を渡ろうとしている、もしくは渡っている歩行者がいれば、その通行を妨げることのないようドライバーは必ず横断歩道直前で一時停止をしなくてはならない。

今年JAFが行った調査によると、島根県の一時停止率は55.9%で全国8位、鳥取県は29.6%。全国で36位という結果になったという。

過去5年間の調査で、島根県では一時停止率が2倍に増えたのに対し、鳥取県はその割合に大きな変化はなかった。

◇ ◇

街で実情を調査した。

取材した日、取材班が午後3時半から5時半の2時間、鳥取市内の信号機のない横断歩道で調査したところ、歩行者がいるときに横断歩道を通過した車両214台のうち、歩行者優先のための一時停止をしなかった車両は93台。およそ4割が道路交通法に違反していた。

中にはゆっくり歩いて向かってくる歩行者に目もくれなかったり、歩行者の間を縫って走り抜けたりする車も見られた。

街のドライバーなどにインタビューすると…

ドライバー:「毎回、横断歩道で人が通っていたら止まっています。」

街の人:「違反者結構多いよ。自分では運転するとき一時停止するつもりだけど、自分が歩いている時は、左右確認する。車も止まってくれるとは限らないから。」

鳥取県で過去5年間に起きた信号機のない横断歩道での事故は、59件。そのうち、およそ4割が夜間の時間帯での事故となっている。ライトを点灯していても歩道を歩く人を見逃しやすいことから夜間は特に注意が必要。

鳥取県警によると、違反者からは「急いでいた」「安全に先に行けると思った」という声が多いというが、歩行者の妨害をすると、普通車の場合、違反点数は2点、反則金は9千円が課せられる事になっている。

また、重大な事故を起こしてしまうと…

鳥取県警 交通部交通企画課 毛利豊課長補佐:「道路交通法の罰則につきましては、3月以下の懲役、または5万円以下の罰金です。」

鳥取県警では、日々寄せられる地域の声を受けて、道路標識の補修や取り締まりなどを行い、交通ルールの徹底を呼び掛けている。

鳥取県警 交通部交通企画課 毛利豊課長補佐:「(ドライバーの方には)進路前方に横断歩道を認めた場合には、横断歩道の直前で停止できるような速度で進行していただく。(歩行者の方には)横断歩道が近くにある場合は、横断歩道をしっかりと利用して、渡る際には、手を挙げるなどしていただいてドライバーの方に渡るという意思表示をしていただくということが大切です。」

見落としてしまいがちな基本的なルール。

ドライバーも歩行者も安全に通行できるよう、今一度、意識を改めることが大切だ。

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