ラブラドールの食いしん坊は遺伝子変異によるものだった!?

ラブラドールの食いしん坊は遺伝子変異によるものだった!?

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  • 更新日:2016/12/01

■連載/ペットゥモロー通信

補助犬から高い確率で発見

犬は元々食欲旺盛な生き物ですが、中でもラブラドール・レトリーバーという犬種は食ベ過ぎで肥満になりやすいと言われています。

イギリスの研究グループが2016年に医学誌「Cell Metabolism」に発表した論文によると、このラブラドールの食欲の強さは、ある遺伝子変異が関係しているとのことです。

具体的には「プロオピオメラノコルチン(POMC)」というホルモンを作る遺伝子が変異すると満腹感が感じられず、いつも食べ物を欲しがるようになってしまうそう。

この遺伝子変異は、検査したラブラドール全体の23%で見つかり、さらに介助犬や盲導犬など補助犬のラブラドールに絞った検査では、76%も見つかりました。特に補助犬の犬からPOMC遺伝子変異が高率で見られる理由は、エサによる訓練がしやすいからではないかと考えられています。

犬の肥満はさまざまな病気を引き起こす可能性が高まり、呼吸器や関節への負担も増えるため減量対策は必須といえます。また一部のラブラドールのようにいつもお腹が空いたと思いながら生きているのもつらいでしょう。このような研究により今後、犬の健康に役立つ新たな予防法などが生まれることを期待したいですね。

文/大原絵理香(ペットゥモロー編集部

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