【MLB】“解体”マーリンズのリーダー、元同僚の移籍志願を「尊重」も「僕ならしない」

【MLB】“解体”マーリンズのリーダー、元同僚の移籍志願を「尊重」も「僕ならしない」

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  • 更新日:2018/02/16
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マーリンズのマーティン・プラド【写真:Getty Images】

主力大量放出も…プラドは「自分がいる場所に感謝している」

元ヤンキースのスーパースター、デレク・ジーター氏が新オーナーに就任し、チーム再建を進めるマーリンズ。主力の大量トレードが波紋を広げているが、当初、放出の有力候補と見られていたベテランのマーティン・プラド内野手は、まだチームに残っている。放出された選手の中には、自ら移籍を望んだ者もいた。ただ、精神的支柱としてチームを支えてきたプラドは「僕なら(移籍志願)しない」と話したという。地元紙「マイアミ・ヘラルド」が報じている。

マーリンズは今オフ、ディー・ゴードン内野手をマリナーズ、ジャンカルロ・スタントン外野手をヤンキース、マルセル・オズナ外野手をカージナルスに放出。さらに、この動きを見て移籍を志願したクリスチャン・イエリッチ外野手はブルワーズにトレードとなった。選手総年俸を削減し、代わりに獲得した若手を使ってチーム再建を進めることになるが、あまりに急激な変化にジーター新オーナーに対する批判の声が上がっている。

さらに、スター候補のJ・T・リアルミュート捕手も移籍を志願していると報じられているが、チームリーダーのプラドは残留を望んでいるという。「マイアミ・ヘラルド」は「僕をトレードしないで:このマイアミ・マーリン選手は『自分がいる場所に感謝している』」とのタイトルで伝えた。

記事によると、プラドは「ビッグリーグにいることができて嬉しく思う。自分がいる場所に感謝しているんだ。僕なら(移籍志願)しないよ」と話したという。主力4人の放出で“解体”ともいえる状態のマーリンズだが、同紙は少なくとも3人が自ら移籍を志願したとしており、プラドはそれに驚かされたと振り返っている。

元同僚の移籍志願に「傷ついた」が…「彼らのことが大好き」

「僕にとって、少し極端だったんだ、彼らがやったことを考えるとね。だから、僕は傷ついたんだ。みんな自分の意思を貫いて、トレードやどこでプレーしたいか、どこに移籍したいかを考えた」

ヤンキース時代には、7月からの半シーズンではあったものの、現役最終年のジーター氏とともにプレーしたプラド。二遊間、三遊間を組んだ試合もあった。ジーター氏がオーナー、最高経営責任者(CEO)として行う“改革“には反発の声が強まっているが、その人間性、カリスマ性をプラドはよく知っているだけに、信じているのかもしれない。

もっとも、プラドは信頼関係を築いてきた元チームメートたちを責めているわけではないという。移籍していった選手たちの決断を「尊重する」と記事の中で言及。そして、「非難するつもりはないんだ。彼らのことが大好きだし、寂しくなるよ」とも話している。

昨年まで所属したイチロー外野手を慕うジャスティン・ボーア内野手も残留を望む理由を明かし、当初は移籍を志願していると伝えられていたスターリン・カストロ内野手もマーリンズで若手の手本としてプレーする考えを示した。プラドも高給取りのため、放出の噂は絶えない。ただ、“マーリンズ愛”を持つチームリーダーは、マイアミでチーム再建に力を尽くす覚悟を持っているようだ。

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