98gの乳飲み子猫を保護......「箱入り娘」への深い愛に感涙

98gの乳飲み子猫を保護......「箱入り娘」への深い愛に感涙

  • ねこちゃんホンポ
  • 更新日:2022/11/27

【みんなの保護猫物語〜おもちちゃんのお話〜】

100gに満たない乳飲み子猫を発見

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画像提供:@omochi_kitty

飼い主さんが、おもちちゃんと出会ったのは、「2020/6/17、夏の暑い日」だったそう。

当時の状況について、飼い主さんは、「敷地内の物置の中から、数日前から聞こえる子猫の鳴き声が気になっていて、その間隔が長く、か細くなっている気がしたので、とりあえず無事を確かめたくて捜索することに」したと語っています。

そして、「親猫がいる可能性も視野に、家の中から見える範囲に箱をおいて、半日、様子を見るもいっこうに姿を見せず」と、子猫ちゃんの捜索は一筋縄ではいかなかったよう。

飼い主さんが、周囲のガラクタをかきわけ、ようやくみつけた子猫ちゃんを発見!保護した2匹の子猫ちゃんは、まるで「白と黒の小さな毛玉」のようだったといいます。

それから、飼い主さんは子猫ちゃんたちを連れて動物病院へ。「どっちも100gに満たない儚い命でした」と、まだまだ母猫による庇護を必要とする乳飲み猫ちゃんたちだったそう。

2匹の猫ちゃんに、「おもち」と「おはぎ」と覚悟を決めて名前を付けたという飼い主さん。

その後、手探りでお世話をしたものの、残念ながら、おはぎちゃんは虹の橋を渡ってしまったといいます。

飼い主さんによると、「残ったおもちも予断を許さない状況の中、記録用にTwitterをはじめました」と、小さな命の軌跡を残すことにしたそうです。

98gの子猫、不安と隣り合わせのお世話

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画像提供:@omochi_kitty

おうちにやって来たおもちちゃんについて、「ただただ小さく、扱ったことのない小さき命にこちらの方が必死でした」と、当時を振り返る飼い主さん。

また、母猫代わりをつとめなくてはならない飼い主さんにとって、生後間もないおもちちゃんのお世話には不安もつきものだったようで、「うんちがなかなか出なくて、やきもきすることも」あったといいます。

何が引き金になって、体調の変化が起こるかわからない月齢だったおもちちゃん。

2022年6月17日で、おもちちゃんを迎えて2年になる節目に、飼い主さんはその心境をツイートしています。

おもちを保護して今日で2年

今でもあの日の暑さと前日から聞こえてたか細い鳴き声は覚えてる
たった98gしかなかった命
最初の2週間は初めて尽くしで大変だったけど、特に何の問題も起きず起こさず健やかに大きく伸びました

来年もまたお祝いしようね
一年前と同じアングルで #保護猫 #CatsOfTwitter pic.twitter.com/xgijOqPURK
— おもちの軌跡 (@omochi_kitty)
June 17, 2022
from Twitter

「絶対幸せにしたい」、おもちちゃんへの深い愛

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画像提供:@omochi_kitty

おもちちゃんの性格について、「保護してからは、まさに「箱入り」娘で、家から出たことがなく、他の猫とも触れ合ったことがないので、おっとりしているのではと思っています」と語る飼い主さん。

また、「あまり、抱っこは好きではないようです」とも明かしています。

おもちちゃんには、ワンちゃんのきょうだいもいるそうで、「在住犬(ミニチュアダックス)が2匹いますが、仲は良くないです。仲良くなって欲しかった」と、ちょっと距離があるのだとか。

これまでで印象に残っている思い出について、「個人的に思うところがある出来事、であるなら避妊手術を選択したことです」と話す飼い主さん。

2021年2月24日のツイートで、おもちちゃんに避妊手術を受けてもらうことについて、「どこを調べても避妊・去勢は猫にとって(デメリットはあれど)イイコトだと言われてはいるものの」と前置きをした上で、「命の扱いとして子孫を残せなくしてしまう選択を本人の意思なく行う事にどうしようもない罪悪感がある」と、当時の心境を明かしています。

続けて、「おこがましいけど、おもちを絶対に幸せにしたいと思う」と締めくくった飼い主さん。

小さなおもちちゃんを保護し、おはぎちゃんというきょうだいを亡くす辛い経験を乗り越えながらも、懸命におもちちゃんを育ててきた飼い主さんの溢れる愛情が伝わってきますね。

おもちちゃんは「かけがえのない家族」

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画像提供:@omochi_kitty

おもちちゃんについて、「陳腐な言葉かもしれませんが、「かけがえのない家族」以外の言葉が思いつきません」と語る飼い主さん。

また、おもちちゃんを迎えてから、お外で出会う野良猫ちゃんたちへの見方が、少し変わったのだそう。

飼い主さん曰く、「ただ可愛いだけでなく、ほんの少し命を意識するようになりました。全ての面倒はみきれないので、手の届く範囲だけでも、何かしてあげられたらと思います」と、新たに芽生えた思いについて教えてくれました。

「猫と暮らすこと」について

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猫ちゃんと暮らすことについて、「おもちは、外の暑さも寒さも知らず、ご飯を奪い合うこともなく、すくすく育っていきました。けれども、生物としての本質である繁殖(命を繋げて、次の世代に引き継ぐ行為)を、人間の都合でできなくしてしまったことについて、本来の「猫の幸せ」がどんなものなのかを考えて、胸を痛めることがあります」と、話す飼い主さん。

さらに、「他の方の色々な意見を聞いてもなお、この答えはずっとわからないまま、一生考え続けると思っています」と、明かしています。

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おもちちゃんを我が子のように育ててきた飼い主さんは、「いつか来るお別れは、いつも心のどこかでくすぶっていて、それを思うだけで、即座に泣いてしまう」のだそう。

「残していくより、残された方がまだいい、見送るその時まで、できる限りのことをしてあげたいです」と語る飼い主さん。

おもちちゃんはもちろん、旅立ったおはぎちゃんへも溢れる愛を抱きながら過ごされている飼い主さんに、最近、不思議な知らせが届いたそう。

ある日のツイートで紹介した、おもちちゃんのお背中を撮影した写真を見たお友達から「背中に黒猫乗ってるかと思った」と言われたといいます。

確かに、おもちちゃんの首元から尻尾にかけて、まるでおはぎちゃんのような黒猫ちゃんが現れているように見えますね!

きっと、「いつまでもそばにいるよ」というおはぎちゃんからのメッセージなのかもしれません♡

また、飼い主さんには、心から願っていることがあるのだそう!

「来世は、お金持ちの家の猫に生まれ変わりたいですね。それだけは揺るぎません」と、ユーモアたっぷりに教えてくれました。

おもちちゃん、おはぎちゃん、飼い主さん、素敵なエピソードをシェアしてくださり、本当にありがとうございました!

※この記事は、取材協力者さまのご了承をいただいたうえで制作しています

取材/ねこちゃんホンポ編集部
文/サトウ ミジー

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サトウミジー

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