“ながら足もみ”で冷え症対策「忙しい私にはこれだわ」

“ながら足もみ”で冷え症対策「忙しい私にはこれだわ」

  • CHANTO
  • 更新日:2021/04/08
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これまで3回にわたり冷え症改善のための足もみ法を紹介してきましたが、忙しくてゆっくり「足をもむ時間なんてない!」と思う方も多いのでは?そこで和智先生が提案してくれたのが、「ながら足もみ」。誰でも簡単にできるので、ぜひトライしてみてください。

通勤中や仕事中に“足指グーパー”

まず最初におすすめしたいのは、通勤中の電車やバスの中、オフィスでもできるイスに座って行う「足指グーパー」です。イスに座り、足を少し前に伸ばして足指にぎゅっと力を込めて閉じたら、今後は指と指の間がなるべく離れるように開きます。これを約1分繰り返しましょう。

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靴や靴下は履いたまま行っても、脱いで行っても大丈夫です。

「冷え症の人は足の指がとても硬くなっていて、足指を開くことができない人が多いんですよ。グーパーと開閉するだけで、足先の血流アップに効果が期待できます」

通勤電車でイスに座れなかった場合は、立った状態でもできます。このほか、足先を上下に動かす「足先上下運動」も電車通勤中に立って行うのに最適。足先の上下運動で第2の心臓と呼ばれるふくらはぎが収縮し、これがポンプの役割を果たしてくれるので、下半身で停滞していた血液を心臓に押し戻してくれるそうです。

「“足指グーパー”や“足先上下運動”をしながら、つり革につかまって手もみをすれば、上半身の血流も整って冷えの改善効果がさらに高まります」

「手もみ」のやり方はとても簡単。つり革に片手をかけてしっかり握り、反対の手を上にかぶせるだけ。電車の揺れによってつり革に体重がかかることで、指にある目と耳の反射区が刺激され、疲労回復にも効果が期待できるそうです。

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「手にも足と同じように反射区があるので、足もみができない状況なら、積極的に手をもむといいでしょう。いつでもどこでもできる手もみなら、育児中のママにもぴったりです」

左手を右手でぎゅっとつかみながら手の側面を中心にもんでいきます。

「親指側の側面には、冷えの改善と密接に関わっている腰椎の反射区もあります。親指の付け根あたりをぐっと押すのもおすすめ。親指とその周りには、大脳や首、甲状腺などの反射区があるので、仕事中に行うと頭がスッキリしますよ」

入浴中は究極の「ながら足もみ」タイム

入浴は足もみをする絶好の場だと和智先生。入浴で体が温まり、血流がよくなった状態でボディソープをクリーム代わりに使えるので、足もみをするのに最適な環境なのだとか。これまで紹介した「準備もみ」「基本もみ」「冷え性改善足もみ」のいずれをおこなってもOKです。

「湯船でしっかり温まった後、洗い場でボディクリームをつけてもんでもいいですし、そのまま湯船の中でもむのもおすすめです。私自身は、湯船の中で血流の滞りやすいひざ周りをもむのを習慣にしています。硬くなった老廃物をもみ崩していくのはなかなかの痛みを伴いますが、湯船の中でやると痛みがやわらぎます。ただし、やりすぎるとお風呂から出た後に痛み感じる場合があるので注意してください」

湯船に浸かる時間が持てない人は、フットバス(または深めの桶など)を用意してシャワーを浴びながら足湯をするのがいいのだそう。

「足湯をすることで血行が促進され、冷えの改善に効果があることはよく知られていますが、部屋でやろうとすると面倒に感じてしまい、なかなか長続きしません。しかし、浴室でやればお湯を運ぶ手間もかからず、濡れてしまった床を拭く必要もないので手軽にできます」

理想は週に3日ほど。足湯をしながらセットで足もみをすれば、さらに効果がアップします。

体を冷やさないために「冷たい水を飲まない」

いくら足をもんで血流を促進し、体に溜まった老廃物を取り除いても、冷える生活を送っていては元も子もありません。例えば、毎日足もみをしていても、キンキンに冷えた水を飲んでしまえば、とたんに体が冷えてせっかくの足もみの効果が水の泡に…。

「私は朝起きたら白湯をゆっくりと飲み、日中も温かいしょうが紅茶を飲むのが長年の習慣です。しょうがは体を内側から温めてくれるので、積極的に摂りたい食品のひとつです。根菜類をたっぷり入れたスープもいいですね。あとは筋肉の原料となるタンパク質をしっかり摂ることも大切です」

もう一つ、和智先生がすすめるのがレッグウォーマーを履くこと。

「冷え症の人で靴下を何枚も重ねている人がいますが、これは汗をかきやすく、その汗が体を冷やして冷え症が悪化してしまう場合があるので、おすすめできません。熱放散のために指先は出しておいた方がいいので、かかと回りが隠れて足指が出るタイプのレッグウォーマーがベストですね。ただし、レッグウォーマーを履けば冷え症が改善するわけではありません。あくまで冷えない体に整えた後、その状態をキープするためのツールです」

まずは足もみで冷えの原因となる血行不良を改善し、溜まっている老廃物をもみ崩してかき出しながら、体の外へ排出すること。その上で整った体をキープするための冷えない生活を送ることが、冷え症を克服する方程式といえるのかもしれません。

PROFILE 和智惠子さん

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足もみKMR/(有)KMR式官足法療法院 院長。7歳のときの交通事故がきっかけで側弯症(背骨が左右に弯曲することで、様々な不調をもたらす症状)になり、一生医者に通い続ける生活になると宣告を受ける。高校卒業後に女優を目指すも、体調がネックとなり断念。1986年に、足もみの本場台湾の官有謀先生に弟子入りし、官足法を習得。その後、従来の官足法に自身がこれまで培ってきたノウハウを取り入れた独自の「KMR式毒出し足もみ®︎」を考案して話題を呼んでいる。『最高の1分足もみ』(宝島社刊)など著書多数。

取材・文/上野真依 イラスト/itabamoe

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