サツマイモとあんこをもっちりの皮で包んだ新感覚の「ポーポー」 ヒントはメキシコ料理

サツマイモとあんこをもっちりの皮で包んだ新感覚の「ポーポー」 ヒントはメキシコ料理

  • 沖縄タイムス+プラス
  • 更新日:2022/11/25
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あんことバター、サツマイモが入った「いもあんバターポーポー」。店の外からは奥武島と太平洋が一望できる。晴れた日の午後は絶景だ=21日、南城市玉城中山

[胃心地いいね](704)小さなキッチン ルポ 南城市玉城中山157番地

イチ押し商品「いもあんバターポーポー」(ドリンクとセットで1300円)を口に運ぶと、黒糖の香りが広がった。あんこの味は甘過ぎず、肉厚のポーポーの皮と共にもっちり感を楽しめる。バターとサツマイモペーストも入っている。

昨年12月に開店した「小さなキッチン ルポ(Repos)」はポーポーを使ったメニューが売り。店内に14席、テラスは6席で、テラスからは奥武島や太平洋が一望できる。

飲食店や鮮魚店で約30年働いてきた店長の前門美香さん(49)は、「いつか、海と山が見える場所にカフェを開きたいと思っていた」と語る。県産の食材や商品を前面に出したいと考えていた前門さんが着目したのがポーポーだった。

約3年前に自宅で家族に料理を振る舞おうと、タコス作りに着手したものの、材料が足りず、代わりにポーポーの皮でタコスの具材を巻いたのがアイデアのきっかけ。家族からの反応もよく、ポーポーを使った商品の開発が始まった。

皮の厚さにこだわった。薄いと具材が巻けず、厚いとポーポーが主張し過ぎる。「かつてメキシコ料理店で働いていた経験が生きた」と笑う。季節に合わせ、イチゴやマンゴーなどのフルーツを巻いたメニューも提供する。

店内は昼過ぎになると、日光が程よく差し込んで心地よい。美しい夕焼けも評判だ。世間話を楽しみに足を運ぶ地元客が多く、フランス語で癒やしを指す「ルポ」よりも、「ポーポー屋」として知られている。

「何げなく会話や食事を楽しめる場にしたい」と願う前門さん。「地元に愛される店になりたい。気軽に足を運んでほしい」と来店を呼びかけた。(南部報道部・国吉聡志)

【お店データ】
午前10時~午後6時(ラストオーダーは午後5時)、夜(午後6時以降)は完全予約制で午後9時まで。火曜定休。駐車場8台。カーナビで検索する時は「南城市玉城中山156番地」を入力。電話080(8392)5809

=金曜日掲載

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