ロッテ・荻野「3連敗しては(ホームに)帰れない」無失点・松井撃ちV1号

ロッテ・荻野「3連敗しては(ホームに)帰れない」無失点・松井撃ちV1号

  • SANSPO.COM
  • 更新日:2021/05/03

(パ・リーグ、楽天5-6ロッテ、9回戦、4勝4敗1分、2日、楽天生命)敵地を沈黙させた。ロッテ・荻野貴司外野手(35)が、土壇場で今季初本塁打となる勝ち越しのソロを放った。

「追い込まれると厳しくなるので、早いカウントから打とうと思いました。とにかく初球の直球を強く振ろうという意識で挑みました」

■5-5の九回、初球を一閃

5-5の九回、先頭で打席に立つと開幕から無失点を貫いていた松井の初球、145キロの直球を捉えた。打球は冷たい雨を切り裂き左翼席へ。同一カード3連戦3連敗を阻止し一矢報いた。

借りを返す一発だった。三回2死二塁で遊飛、五回1死一、二塁では三ゴロ併殺打に倒れ「なんとか取り返したかった」。左翼の守備でも九回に好捕を披露し「3連敗しては(ホームに)帰れないので勝ちたかった」とヒーローインタビューで声を張った。

■打線引っ張る不動の切り込み隊長

ロッテ一筋、12年目。昨季終了後には国内FA権を行使せず残留した。今季は1番打者として全33試合に先発。愛着あるチームでの優勝へ、不動の切り込み隊長が打線を引っ張る。

連休中最後となった試合を勝利で飾った。日本ハムで新型コロナウイルスの集団感染が判明し、3日からの本拠地での3試合が中止になった。

「楽しみにしてくださっていた方々には申し訳ないです」というベテランから優しさがにじみ出た。松井から今季初得点を挙げ、チームは首位・楽天と再び2ゲーム差。井口監督は「ああいう形でないと、なかなか連打が難しい投手ですので」と目を細めた。(広岡浩二)

★ハプニング…2度ホームイン!?

珍しいハプニングが起こった。四回1死一塁で、ロッテの4番・安田が放った左翼への飛球が、左翼フェンス最上部とネットの間に挟まり、その間に一塁走者・中村奨がホームインした。審判団が協議した結果ボールデッド(安田の記録は二塁打)となり、1死二、三塁で試合が再開。5番・角中の二塁ゴロの間に中村奨が三塁から“再び”生還し先制した。

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9回 ロッテ・荻野が勝ち越しの左越え本塁打を放ち、ベンチの出迎えを受ける=楽天生命パーク宮城(撮影・荒木孝雄)

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