コロナ禍で感染リスクが高まった帯状疱疹ウイルスは「キウイ」「菜の花」で不活化!

コロナ禍で感染リスクが高まった帯状疱疹ウイルスは「キウイ」「菜の花」で不活化!

  • 女性自身
  • 更新日:2023/03/19
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コロナ禍以降、帯状疱疹を発症している人が世界的に増えているという。新型コロナへの感染が帯状疱疹の引き金となることに関しては、アメリカの約200万人のデータを解析した最新研究もある(https://academic.oup.com/ofid/article/9/5/ofac118/6545460)。

50歳以上では、新型コロナに感染した人はそうでない人と比較して、感染から6カ月以内に帯状疱疹を発症するリスクが15%高く、新型コロナの入院患者では帯状疱疹の発症リスクが21%高いという。

■日本でもここ数年で帯状疱疹の発症数が増加

「原因はさまざまですが、ひとつには免疫機能が関係しています」

こう話すのは、ひめのともみクリニック院長の姫野友美先生だ。

私たちの脊髄には水疱瘡のウイルスが潜んでいる。ふだんはおとなしいが免疫力が低下するとウイルスが活性化して、神経を傷つけながら痛みを起こし、皮膚表面に達して発疹をつくる。これが帯状疱疹の発症だ。

「帯状疱疹は免疫力の低下によって起こりますが、特にホルモンバランスの乱れやすい更年期世代の女性で、帯状疱疹に罹患する人は多い。ふだんから免疫力を整えて、予防ができるようにしてほしいです。そのためにもしっかりとってほしいのがビタミンC。ビタミンCはウイルスを不活化し、増殖を抑える作用があるからです」(姫野先生)

ビタミンCはキウイフルーツ、いちごなどの果物や、ピーマン、ブロッコリー、菜の花などの野菜に多く含まれる。

「これらをサラダにしたり、焼き物や揚げ物にレモンをかけたりして、食事でビタミンCを積極的にとりましょう。食後の果物もビタミンCの吸収率がいいです」

ビタミンCは水に溶ける性質があるので、野菜スープにしてとるのも効率のいい方法だという。

「また、ビタミンCには抗炎症作用もあり、治癒を促進します。また、メラニンの過剰な生成を抑制するので、帯状疱疹後の色素沈着を抑える働きもあります。帯状疱疹は一度発症すると繰り返す傾向もあります。更年期世代の女性は若いころのような無理が利かない年代ですから、ふだんからしっかり栄養をとり、免疫力を高めることを心掛けてください」(姫野先生)

■近年、帯状疱疹は症状がより複雑化

「通常、帯状疱疹は左半身か右半身いずれかに症状が現れるもの。ところが、近年は両側に出たり、脱毛やじんましん、全身の皮膚のトラブル、さらにはうつ症状や食物アレルギーなど、症状が複合的に現れて治療が非常に難しくなっているケースが増えています。こうした症状を診て感じるのが、食事でとる栄養の大切さです」

そう指摘するのは、蒲田よしのクリニック院長の吉野真人先生だ。

免疫力が低下すると帯状疱疹が発生することは前述のとおりだが、患者の傾向を見ると、栄養バランスがとれておらず、ビタミンCだけでなく、ほかのビタミンやミネラル類の欠乏も目立つのだそう。

「腸と栄養バランス、免疫機能の関係は深く、腸の環境で免疫機能がわかります。つまり、腸内環境を整えると徐々に健康を取り戻すことができるわけです」

そのためにも、バランスよく栄養をとったうえでビタミンCをとってほしいと吉野先生は話す。

「ビタミンCにはストレスを軽減する働きや、皮膚のトラブルを解消する働きもあります。免疫力を向上させる働きのあるビタミンDや、細胞分裂に働く亜鉛などのミネラルもしっかりとったうえでビタミンCをとると、すべての栄養素が効率よく働いてくれます」(吉野先生)

体にとって一番の薬は、やはりバランスのとれた食事というところだろう。そのうえでビタミンCをしっかりとる習慣をつけたい。

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