
今年3月デビューのルーキー、河原田菜々騎手(18)=栗東・渡辺薫彦厩舎=が、3月19日の中京8R・4歳上1勝クラス(芝2000メートル=15頭立て)で、単勝2番人気のテーオーソラネル(牡4歳、栗東・須貝尚介厩舎、父シルバーステート)で3馬身差をつけて逃げ切り、初勝利を挙げた。
デビュー25戦目で、今年デビューのルーキー騎手ではJRAでは今月12日に中山で勝った小林勝太騎手=美浦・小野次郎厩舎=以来、2人目の勝利となった。ほかに田口貫太騎手=栗東・大橋勇樹厩舎=が今月8、9日に笠松競馬場で勝利を挙げている。
河原田菜々騎手「4キロ減を生かしたレースができるように考えて臨みました。馬が強くて、4コーナーあたりから仕掛けて勝つことができました。ほかの先輩騎手からも、たくさん“おめでとう”と言っていただき、またこうして(セレモニーに)たくさん来てくださって、とてもうれしいです。
今年の目標は新人賞を取れるように1鞍1鞍大切に騎乗することです。まずは2勝目を挙げられるように頑張ります。この馬に乗せていただけたのは、須貝先生をはじめ、厩舎のスタッフの皆さん、馬主さんのおかげです。また、渡辺先生からたくさん騎乗する機会をいただいているので、向上心を持ってこれからも頑張りたいです。応援よろしくお願いします」