【NBA】ケリー・ウーブレイJr.がセブンティシクサーズと1年契約へ、『ハーデン問題』に揺れるチームを救えるか

【NBA】ケリー・ウーブレイJr.がセブンティシクサーズと1年契約へ、『ハーデン問題』に揺れるチームを救えるか

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  • 更新日:2023/09/19
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写真=Getty Images

ホーネッツでの昨シーズンはキャリアハイの20.3得点を記録

セブンティシクサーズはケリー・ウーブレイJr.とベテラン最低保証額での1年契約を結ぶ見込みだと『ESPN』が報じている。ウーブレイJr.は新シーズンでNBAキャリア9年目を迎える27歳。攻守でチームに貢献でき、シュート力がありドライブからの打開もできる多彩なウイングだ。

ここ2シーズンはホーネッツでプレー。昨シーズンは手のケガで年末から2カ月間の欠場があったものの、ラメロ・ボールがケガで戦線離脱した後のチームで孤軍奮闘し、キャリアハイの20.3得点を記録している。

ここまで彼がフリーエージェントのまま残っていたのは、昨シーズンのケガで出場試合数が48しかなかったことが大きな理由だろう。もう一つはスタッツは残すものの効率の良いプレーヤーとは言えず、ある程度はボールを持たないとリズムを作れないことがネックとなった。

シクサーズはジョージ・ニアン、ジェイレン・マクダニエルズ、シェイク・ミルトンがフリーエージェントで退団し、フロントと対立してトレード要求をしているジェームズ・ハーデンの去就も決まらず、チーム始動が間近に迫っているにもかかわらずチームの全容が見えてこない。

シクサーズではシックスマンとしての起用が想定されるが、『ハーデン問題』の展開次第でウーブレイJr.の立ち位置も変わってくる。ハーデンが残留すれば、ウーブレイJr.はディフェンスと3ポイントシュートでハーデンとジョエル・エンビードのサポート役に回るだろう。ハーデンが放出され、トレードで良い戦力を得られないとなれば、ウーブレイJr.に大きな役割が回ってくる可能性もある。

いずれにしても、ウーブレイJr.にとっては大きなチャンス。『ハーデン問題』に揺れるシクサーズの救世主となれるだろうか?

バスケット・カウント編集部

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