
関口康弘会長
地域の災害と歴史を市民目線で見直し情報発信する団体「足柄の歴史再発見クラブ」(関口康弘会長)が9月30日(土)、山北町立生涯学習センターで関東大震災をテーマにしたシンポジウムを開く。午後1時半から4時40分。定員は当日先着順70人、参加費無料。
パネリストは県立温泉地学研究所/本多亮、東京大学地震研究所/大邑潤三、県立足柄高校教諭/桐生海正、元筑波大学教授/西本晴男の4氏。このほか、足柄高校歴史研究部による研究発表もある。
1923年9月1日に発生した関東大震災。震源に近かったこともあり、県西部でも家屋の倒壊や土石流の発生など大きな被害を受けている。
関口会長は「足柄地域や秦野市など、地域を歩いてみると、今でも、震災のあとを見つけることができる。シンポジウムを通して当時の被害を知り、語り継ぐことで今後の備えを考えるきっかけにしてもらいたい」と話している。
タウンニュース足柄版