【兵庫・豊岡】『ジェンダーレスな洋服』づくりに邁進 芸術文化観光専門職大学2年生 9月にショーも予定

【兵庫・豊岡】『ジェンダーレスな洋服』づくりに邁進 芸術文化観光専門職大学2年生 9月にショーも予定

  • ラジオ関西
  • 更新日:2022/06/23

2021年に兵庫県豊岡市に開学した「芸術文化観光専門職大学」では、1年に2回、国内外一線級のアーティストが携わり、学生と共にダンスや舞台作品を創作する「CATパフォーミングアーツプロジェクト(PAP)」を展開している。

「あの時にしか撮れなかった」 ももクロの高城れに・佐々木彩夏 映画『幕が上がる』ワークショップを回想

No image

「CATパフォーミングアーツプロジェクト(PAP)」公演の様子(提供:芸術文化観光専門職大学)

そのPAPで衣装製作を担当した同大学2年の長澤琉希さんが、このたびラジオ番組『平田オリザの舞台は但馬』(ラジオ関西)に出演。パーソナリティを務める、同大学学長の平田オリザさん(劇作家・演出家)と田名部真理さんが、長澤さんに、入学前後の意識の変化や“ジェンダーレスな洋服”づくりの取り組みなどについて聞いた。

兵庫県三田市出身の長澤さんは、家族旅行の機会こそあれ、演劇にはとくに興味は持っていなかったという。しかし、県内に芸術と観光が専門的に学べる大学ができることを知り、調べたところ「自分に合いそう」だと感じて受験した。入学後は実習も多く、戸惑うこともあったが「自覚できるぐらい(自分が)変化している」のを感じているそうだ。

平田さんが『衣装部のエース』と評する長澤さん。高校時代に友人の影響を受けて洋服にハマり、大学でもその感性をいかんなく発揮。PAPでは二回にわたって衣装を担当した。

長澤さんは「第1回の『忠臣蔵』は既製服(を活用)、第2回の『OZ2022』は一から製作しました。既製服の場合、服からイメージをもらって組み立てますが、(一から)自分で作る場合は動きやすさなども考慮します。どちらが大変というのはなく、面白い」と語った。現在長澤さんは、平田さん主宰の「劇団青年団」にアルバイトとして携わるなど、活躍の領域を広げている。

そんな長澤さんは、『クロスドレッサーズ・ルーム』というサークルを立ち上げた。性別にとらわれない“ジェンダーレス=クロスドレッサーズ”な服を作るのが主な活動だ。

No image

長澤琉希さん

「メンズ用のスカートを作りたい。僕は普段着もレディースを購入することが多いのですが、スカートの場合は機能性の面で問題がある。そういった不便さを無くしたい」と意欲を示す長澤さんに、平田さんも「着こなしがうまいから、長澤君が着ていると本当におしゃれ。ジェンダーにこだわらない、『おしゃれなものはおしゃれ』というのが素晴らしい。本学はいろいろな学びをしながら専門性を高めていける、ということを実践してくれています」とエールを送った。

9月には同市内にある「日本・モンゴル民族博物館」でショーも予定されている。

No image

写真中央:長澤琉希さん、左:平田オリザさん、右:田名部真理さん

※ラジオ関西『平田オリザの舞台は但馬』2022年6月23日放送回より

ラジオ関西

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加