出戻り昇格の阪神・ロハス 帰国した家族へ見せた“確信歩き”「抜けた穴を何とか埋めようと」

出戻り昇格の阪神・ロハス 帰国した家族へ見せた“確信歩き”「抜けた穴を何とか埋めようと」

  • スポニチアネックス
  • 更新日:2022/08/08

◇セ・リーグ 阪神3-2広島(2022年8月5日 マツダ)

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<広・神>4回2死一塁、2点本塁打を放ち、筒井コーチ(左)とジャンピングエルボータッチを見せるロハス(撮影・北條 貴史)

阪神のメル・ロハス・ジュニア外野手(32)が5日の広島戦で22日ぶりの5号2ランを放ち、連敗阻止と今季最多の貯金3への復帰に貢献した。新型コロナ陽性で離脱した大山悠輔内野手(27)らに代わり「特例2022」の適用で降格翌日に出戻り昇格。1―0の4回2死一塁から右中間へ打ち込み、予定外だった先発起用に応えた。

敵地が静まりかえるほどのインパクトを残したのは、わずか1日で1軍に帰ってきたロハスだった。緊急昇格でドデカい仕事を果たし、安堵(あんど)の笑みを浮かべた。

「昨日抹消されて、残念な形だったけど、こうやって昇格させてもらったので、何とか自分のものにしようと思った。大山選手が抜けた穴を何とか埋めようと」

1―0の4回2死一塁から大瀬良の内角カットボールを一振りで仕留め、右中間席中段に豪快な一撃を突き刺した。確信歩きで打球の行方を見送ったように7月14日の巨人戦以来、22日ぶりアーチの手応えは完璧だった。

当初はマツダスタジアムの打席に立つ権利がなかった。4日に降格し、巨人戦のあった東京ドームに姿はなかった。一夜明けて大山と北條が新型コロナ陽性で離脱。4日に打ち込まれたウィルカーソンが降格になり、外国人枠に空きが出た運も重なった。「特例2022」の適用で、1日で出戻り昇格。即先発で結果を残した。

「先発で出てない時もしっかりと準備できていた。そういう意味では、今日すぐに自分の状態をキープできたことはよかった」

大瀬良からは昨年8月27日の対戦で本塁打。今季も4月8日にも代打で同点二塁打を放つなど、前回まで9打数4安打の好相性にも後押しされ、家族に感謝の本塁打を贈った。アレックス夫人と2歳の長男クルー君、間もなく1歳を迎える長女は開幕から一緒に日本で生活。可能な範囲で遠征にも同行してもらった。そんな家族がくしくも4日に米国へ帰国。登録を外れて「休みをもらった」ことで空港で見送り。別れを惜しみ、活躍を約束した通り一家の大黒柱として威厳を示した。

「監督にこうやって(試合に)出してもらえたことを凄く凄く感謝している」

今季最多の貯金3に戻し、ヤクルトとは再び1桁の9・5ゲーム差。コロナ禍がなければ、ウィルカーソンの不調がなければ…。災い転じ、猛虎に風が吹いた。(長谷川 凡記)

《阪神・大山&北條がコロナで抹消》

阪神は5日、大山悠輔内野手(27)と北條史也内野手(28)が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことを発表した。同日のPCR検査で判明。大山は無症状、北條は発熱と頭痛があり、ともに自主隔離の措置を取った。大山は本塁打(22)と打点(71)でリーグ2位を誇る主砲。北條も少ない出場機会で2度の勝利打点を記録するなど貢献してきた。大山は近親者のコロナ陽性による濃厚接触で7月13日にも登録外になり、この時は陽性にならず、5試合の欠場で済んだ。代わってロハスとともに7月14日にコロナ陽性で離脱していた主将の坂本が1軍に戻り、矢野監督は「いるメンバーでどれだけ粘れるか」と期待した。

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