伊那市の中学校で生徒の個人情報に関わる電子データが不正アクセスされ、生徒の個人情報140件以上が漏えいしたことが分かりました。
【写真を見る】中学校のネットワークに不正アクセス 配慮が必要な生徒などの個人情報140件以上漏えい 長野・伊那市
漏えいしたのは、伊那中学校に保管されている心身で配慮が必要な生徒や食物アレルギーがある生徒に関する情報などあわせて144件です。
伊那市教育委員会によりますと、何者かが学校のネットワークに不正にアクセスし、複数のデータがダウンロードされたことが今月(5月)18日に判明しました。
不正アクセスされたのは、今月17日までの1か月余りで、ほかの学校で同様のケースがあったかどうかは、警察の捜査に委ねるということです。
教育委員会では、生徒や保護者などに謝罪した上で、再発防止に取り組むとしています。