雪といえば「鱈」ですが... 漢字の理由は?タラコの正体は?タラちゃんの妹とは?

雪といえば「鱈」ですが... 漢字の理由は?タラコの正体は?タラちゃんの妹とは?

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  • 更新日:2021/01/13
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たら白子ジュレぽん酢のお寿司

今週も北陸地方を中心に大雪が降り、多くの車が立ち往生したり、停電になる地域が出たりと大きな影響がありました。今後ももうしばらくは大雪への警戒が必要みたいですので、雪の多い地域にお住まいの皆さんは、十分気を付けていただければと思います。

【写真】8キロ以上の脂が乗った魚体を厳選した「寒ブリ」のお寿司はこちら!

雪と言えば、魚へんに「雪」と書く魚は皆さんご存じでしょうか? そうです、サザエさんの息子の名前でも有名な「タラ」ですよね。

まったくの余談で恐縮ですが、タラちゃんはひとりっ子ではなくて、実は妹がいたというのはご存じでしょうか。筆者も最近知ったのですが、原作者の長谷川町子さんが描かれた「サザエさん一家の未来予想図」に一度だけ登場するそうです。

その名前は「ヒトデちゃん」。アニメには一度も登場していない、幻に近いキャラクターのようですが、容姿はワカメちゃん似で、頭に王冠のような物をかぶっているとのことです。

長谷川町子さんは、サザエさん一家の20年後、30年後についても描いていて、そこには大人になったカツオやワカメとそれぞれの配偶者も描かれているとのことです。カツオの奥さんはかおりちゃんなのか、花沢さんなのか気になるところではありますが……。

話を元に戻しますが、皆さんは「タラ」と聞いてまず思い浮かべるのは何でしょうか。「タラコ」と思った方も多いのではないでしょうか。

「タラコ」は、主にスケトウダラの卵巣を塩漬けにしたもので、江戸時代には既に作られて、庶民の間でも食べられていたようです。

実はタラコの原料は、ほとんどがスケトウダラで、「マダラ」の卵巣が使われることはあまりないようです。というのも、マダラの方が魚体が大きく、卵巣も大きいために、塩漬けにしても味がしみこむのに時間がかかるほか、マダラの卵巣の方が色が黒っぽくて、見た目がよくないということのようです。

一方でタラの精巣は、フグやアンコウなどと並んで「白子」として、人気があり、くら寿司でも「たら白子ジュレポン酢」として軍艦で販売しています。濃厚でねっとりとした白子の味わいとさっぱりとしたジュレポン酢の相性が抜群で、「必ず2~3皿は注文する」という熱烈なファンも多い商品です。

ではタラの身はというと、脂肪分が少なく柔らかい白身で、主に鍋料理や、干し物(棒ダラ)、揚げ物などとして食べられるほか、かまぼこや魚肉ソーセージなどの練り物の原料としても多く使われています。

タラの身は非常に鮮度が落ちるのが早く、少しでも古くなると独特の臭いがでてくるため、産地以外で生で食べられるケースはほとんどありません。

またタラは肉食で、貝類をはじめ他の魚、イカやタコなどを手当たり次第に何でもたべる非常に貪欲な食生活のため、お腹いっぱい食べることを例える「たらふく」の語源となったという説もあります。

漢字として魚へんに「雪」を当てた理由については、「その身が雪のように白いから」という説や、「雪が降る頃によく取れるから」などいくつかの説があるようです。

魚の漢字や名前の由来は、昔の人々がその魚をどのように見ていて、生活とどのように関わっていたのかが垣間見られて面白いですよね。

他には、寒いこの時期に旬を迎える、寒ブリで有名なブリ。漢字で書くと「鰤」となり、魚へんに「師」を当てます。この語源についても、12月を表す「師走」からとったという説が有力なようです。

そもそものブリという呼び名については、「非常に脂が多い魚」であることから、「アブラ」が「ブリ」に変化したという説や、「炙り」で食べることが多かったことから「ブリ」になったという説など、いくつかの説があるようです。

また、毎年年初の初競りで高値がつくことで有名な大間のマグロに代表されるマグロについては、「その身を常温でおいておくと真っ黒になってしまう」ことからとか、「目が黒い」から「マグロ」と呼ばれるようになったなどの説があるようです。

他にも面白い由来をもつ魚はいろいろありますが、また折に触れて紹介させていただきます。

ここからは宣伝になりますが、くら寿司では、昨年非常に好評だった「大間のマグロ」や8キロ以上の脂が乗った魚体を厳選した「寒ブリ」のフェアを、今年初の「旬の極みシリーズ」として1月15日から開催します。どちらもこの時期にしか食べられない非常に貴重なメニューとなります。もちろん、絶品の「たら白子ジュレポン酢」もあります。

どの商品も、スマホで予約してお持ち帰りもできますので、ご家庭でもくら寿司のこだわりの味をお楽しみいただければと思います。

○岡本浩之(おかもと・ひろゆき)

1962年岡山県倉敷市生まれ。大阪大学文学部卒業後、電機メーカー、食品メーカーの広報部長などを経て、2018年12月から「くら寿司株式会社」広報担当、2019年11月から、執行役員 広報宣伝IR本部 本部長

※AERAオンライン限定記事

岡本浩之

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