今年もジュンサイ不作 日本一の産地に異変

今年もジュンサイ不作 日本一の産地に異変

  • ABS秋田放送
  • 更新日:2022/06/23
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収穫の最盛期を迎えている三種町のジュンサイは、2020年、2021年に続き不作になっています。生産量日本一の産地でいま何が起きているのでしょうか。

収穫の最盛期を迎えている三種町のジュンサイは、2020年、2021年に続き不作になっています。

生産量日本一の産地でいま何が起きているのでしょうか。

三種町にある産直施設「じゅんさいの館」です。

午前9時の開店直後から、一度に10袋以上買い求める人もいて、ジュンサイが飛ぶように売れていきます。

ただ、入荷されるジュンサイは例年の半分ほど。

品薄のため、じゅんさいの館は後日の発送を勧めるといった対応に追われています。

永尾逸子さん「(開店して)一気になくなってしまう形です」「価格は去年より無選別で100円上がりました。(原油高で)袋とかも上がっているし採る方も少なくなって」

収穫の最盛期を迎えている日本一の産地で何が起きているのか。

農家のもとを訪ねました。

「いままでないくらい不作でねぇがや」

春先の低温が原因と指摘する農家もいれば、害虫の存在を指摘する農家もいます。

一方、町内にあるJAの施設では8人のアルバイトを雇用して、例年、朝から夕方までジュンサイを選別していますが、今年は半日で作業が終わってしまうといいます。

JA担当者「(例年)ピークで日量で1トン入っていたりしていた時期もあったんですけど」「日量300~400くらいで推移しています」

「一番の根本は生産者さんの高齢化と沼の経年劣化、あと担い手不足が原因で収量が落ちているとは思います」

関係者によりますと、手入れが行き届かなくなった沼ほど不作の傾向にあるといいます。

産地が抱える担い手不足に、気候や害虫などが重なり不作になったとみられる今年のジュンサイ。

日本一の産地をどう守っていくか。

三種町は助成金や摘み取り体験の実施で担い手の確保を後押しするといった対策を進めています。

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