【大逃げ】大勝ちか大惨敗か “ツインターボ” 競馬界には欠かせないエンターテイナー

【大逃げ】大勝ちか大惨敗か “ツインターボ” 競馬界には欠かせないエンターテイナー

  • テレビ東京スポーツ
  • 更新日:2022/05/13
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驚くこと間違いなし!なインパクト抜群のレースたち

競走馬の脚質の中でも最もインパクトが強い「大逃げ」。

スタートから先頭に立った状態で後続を突き放し、直線に入ってもその差を保ったまま粘り切るのだから、レースを見たファンに強烈な印象を残す。大逃げ馬たちは競馬ファンなら知っている人も多いことだろう。

テレビ東京スポーツYouTubeチャンネル 配信限定の競馬バラエティ「競馬大好きママ のスナック美馬女 #2大逃げ」で紹介された大逃げはクイーンスプマンテ(2009年エリザベス女王杯)、タケデンノキボー(2006年瓢湖特別)。

イングランディーレ(2004年天皇賞・春)、ケンブリッジサン(2014年安房特別)といずれ劣らぬ大逃げを見せたが、ここでは動画内で紹介しきれなかった大逃げを見せた馬たちを紹介。

ツインターボ(1993年 第39回オールカマー)

1990年代中盤の競馬界には欠かせないエンターテイナー。

類稀なスピードを備える一方で気性が激しいことでも知られ、レースは3歳時から常に逃げ一辺倒。

それでもラジオたんぱ賞(GIII)、七夕賞(GIII)とローカル重賞で2勝を挙げるという活躍を見せてはいたが、この馬の知名度が一気に上がったのが5歳時に出走したオールカマー(GIII)である。

この年のオールカマーで1番人気に支持されたのは天皇賞(春)でメジロマックイーンを破ったライスシャワー。

天皇賞(秋)に向けての前哨戦として挑んだレースだったが、3番人気に支持されたツインターボはこのレースでスタートから先頭を奪うと、そのまま後続を突き放して2番手を走っていたホワイトストーンに約10馬身、さらにその後続集団まで10馬身以上という大差をつけて逃げた。

これだけのセーフティーリードを保ったまま迎えた最後の直線はまさにツインターボの独壇場。

たった1頭だけで直線に入って後続の追撃を受けて立つことになったが、ライスシャワーやシスタートウショウといったGI馬たちが伸び悩む中、ツインターボは最後まで踏ん張って逃げ切り勝ち。

2着のハシルショウグンに対し5馬身差をつけて勝利した。

ちなみにオールカマーで大逃げを見せたツインターボだが、1000mの通過タイムは59秒5と通常よりも少し速いくらいのペースだったという。

ライバル馬たちに追走させて差を詰めさせないようにスタート直後から後続を大きく引き離すという鞍上・中舘英二の作戦勝ちだったと言えるだろう。

このレースで一気に注目度が上がったツインターボだが、この後JRAでは7戦して逃げ切るどころか、掲示板に入ることすらできずじまい。

1994年の有馬記念(GI)ではオールカマーを思い出させるかのような大逃げを打って場内を沸かせたが、2周目の中ごろですっかりバテてしまい、最終的には勝ったナリタブライアンから5秒も離された最下位に惨敗した。

しかし、いくら負けても外連味のない逃げを打ち続けたことで競馬ファンからはいまだに根強い人気を誇る。

■文/福嶌弘

テレビ東京

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