車道を一人で...泣く女児は配達先の園児だ マフラー頼りに連絡、迎えの親に渡す 精肉店経営者に感謝状

車道を一人で...泣く女児は配達先の園児だ マフラー頼りに連絡、迎えの親に渡す 精肉店経営者に感謝状

  • 埼玉新聞
  • 更新日:2022/01/15
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左から加藤繁利さん、加藤誠さん、大宮西署の市川弘明署長=12日午後、さいたま市西区

道に迷った女児を保護したとして大宮西署は12日、埼玉県さいたま市大宮区で精肉店「肉の加藤」を経営している加藤誠さん(82)と加藤繁利さん(51)に感謝状を贈った。

昨年12月25日、近隣住民が同店近くの車道を一人で歩いていた女児(2)を発見し、保護協力を求めるために同店に来店。当時加藤さんらは店内で業務中だったが、女児が食材配達先の保育園児であることに繁利さんが気付き、保護した。

その後は不安感から泣き出した女児に対して近隣住民と共に声掛けなどをし、女児が首に巻いていたマフラーに記載されていた名前を頼りに保育園に電話で連絡。保育園からの連絡を受けて迎えに来た父親に無事引き渡された。

同じ地で50年以上、地域の精肉店として親しまれている同店。店先で地域の子どもたちを見守ってきた繁利さんは「(女児は)興味と好奇心からか、配達に行くたびに笑顔で迎えてくれていたので印象深かった」と振り返り、「小学生の登下校時間帯などは店の中からでも気に掛けている。これからもできる限り続けたい」と話していた。

同署によると、当初女児が保護された車道はバス路線で交通量が多く、交通事故の危険性が高い。感謝状を手渡した市川弘明署長は「地域の絆を感じ、心がほっこりした。地元署として大変ありがたいと思います」と感謝の言葉を述べた。

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