中国・上海市当局、英アーティストが盗用と訴えたオブジェを撤去

中国・上海市当局、英アーティストが盗用と訴えたオブジェを撤去

  • AFPBB News
  • 更新日:2016/12/02
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中国・上海を流れる黄浦江のほとりで、覆いがかぶせられたオブジェ。英国人アーティストが自身の作品の盗作と訴え、後に撤去された(2016年11月30日撮影)。

【AFP】中国・上海の公園に設置され、英国人アーティストが自分の作品の盗用であると非難していたオブジェが、当局によって撤去された。

盗作を訴えていたのは、英ロンドンのタワーブリッジに近いテムズ川のほとりに設置されている、日時計をモチーフにした彫刻作品「タイムピース」を制作したウェンディー・テイラーさん。テイラーさんが英メディアのインディペンデントに語ったところによると、熱烈なファンが上海に模倣品のようなものがあると彼女に知らせてきたという。

先月27日に報じられた記事でテイラーさんは、「最初は誰かがフォトショップを使って器用に背景を変えたのかと思った。だが、よく見てみると『これって完全なコピーじゃない』って思った」と語っている。

上海の地元メディアによると、制作者不明の中国版「タイムピース」は、上海市内を流れる黄浦江そばの公園に2006年から設置されていたという。1日に現場を取材したAFPの記者は、オブジェが設置されていた基壇に作業員たちが花や植物を植えているところを目にしている。

また、この記者は作業員たちが別のオブジェ2作品を撤去しているところも目撃。そのうちの一つはストックホルムにある作品、もう一つは米マサチューセッツ州グロスターに展示されている作品と酷似していたという。

テイラーさんは地元英字紙、上海日報にメールを寄せ、オブジェの撤去という「素晴らしいニュース」に喜んでおり、「実際に壊されて、単に他の場所へ移されることがないよう」願っていると述べた。

AFPはこの騒ぎについて、上海市当局からコメントを得ることはできなかった。【翻訳編集】AFPBB News

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