スズキ、電気モーターのみによる走行も可能な新開発ハイブリッドを「ソリオ」「ソリオ バンディット」に搭載

スズキ、電気モーターのみによる走行も可能な新開発ハイブリッドを「ソリオ」「ソリオ バンディット」に搭載

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  • 更新日:2016/11/30
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スズキは29日、小型乗用車「ソリオ」および「ソリオ バンディット」に、新開発のハイブリッド・システム搭載モデルを追加。同日より発売した。

スズキが新たに開発したこのハイブリッド・システムは、1.2リッター直列4気筒「デュアルジェット」エンジンに、駆動と発電も行うモーター(MGU)と、自動シングルクラッチ式5速トランスミッション「オートギアシフト(AGS)」を組み合わせたもの。エンジンとモーターをどちらも駆動に使うパラレル式ハイブリッドと呼ばれるタイプだ。

荷室床下に格納された100V高電圧リチウムイオン・バッテリーの電力によって、発進時や加速時、そしてエンジンの駆動が途切れるシフトチェンジ時に、モーターがエンジンをアシストするだけでなく、「エコモード」に切り替えれば、約60km/h以下の速度ならモーターのみによる走行も可能。この点が、従来からソリオに設定されていた「マイルドハイブリッド」とは大きく異なる。さらに「標準モード」を選ぶとモーターはエンジンのアシスト役に徹し、ダイレクト感に優れるAGSとの組み合わせで、レスポンスの良い力強い走りが楽しめるという。もちろん、減速時にはMGUが減速エネルギーを利用する発電機として働き、リチウムイオン・バッテリーに充電を行う。

排気量1,242ccから最高出力91ps/6,000rpm、最大トルク12.0kgm/4,400rpmを発揮する「K12C」型エンジンのスペックは、マイルドハイブリッド版と共通。これに加え、電気モーターが最高出力13.6psと最大トルク3.1kgmを発生する。ガソリンをまったく使わずに走れることもあり、JC08モード燃費は32.km/Lと、マイルドハイブリッドの27.8km/Lを大幅に凌ぐ。ただし、価格は22万円ほど高い。また、4輪駆動も選べるマイルドハイブリッドに対し、ハイブリッドは前輪駆動のみとなる。そして細かいことだがもう1点、リチウムイオン・バッテリーを搭載するため、荷室床下のサブトランクはなくなってしまった。

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見た目で分かるハイブリッドの特徴は、フロント・グリルのメッキやテールランプのレンズが「エコをイメージ」したというブルーになること。同様にインテリアもインパネ・ガーニッシュにブルーメタリックの塗装が施され、青を基調とした専用メーターにはMUGの作動状態を表示する「モーターパワーメーター」が搭載された。

価格は191万7,000円から206万2,800円(デュアルカメラブレーキサポート装着車は5万9,400円高)と、クラス上のハイブリッド・パワートレインを搭載するトヨタ「アクア」やホンダ「フィット ハイブリッド」さえ(グレードによっては)上回るほど高額。もはやAセグメントとはいえ経済的メリットはなく、広々とした室内空間やスライド式ドアによる使い勝手のみを武器に、ハイブリッド車という広く熾烈な市場で勝負しなければならない。もっとも、このハイブリッドは他の車種にも搭載されるだろうし、スズキのことだからビジネス全体を見ればきっと勝算はあるのだろう。詳細なスペックに関しては、以下のURLから公式サイトでご確認を。

スズキ 公式サイト:ソリオ

http://www.suzuki.co.jp/car/solio/

ソリオ バンディット

http://www.suzuki.co.jp/car/bandit/

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