西武野上FA行使へ 今季11勝、阪神など調査

西武野上FA行使へ 今季11勝、阪神など調査

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2017/11/13
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9月23日、オリックス戦に先発し力投する西武野上

西武野上亮磨投手(30)が、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使する意思を固めたことが12日、分かった。近日中にも球団側に伝えるとみられる。残留も選択肢としているが、すでに阪神、DeNAなど複数球団が水面下で調査を続けている。西武を含めての争奪戦となるのは必至な情勢だ。

悩み抜いた末に、野上がFA権行使を決断した。関係者の話を総合すると、プロ入りから9年間在籍した西武への愛情を強く持つ一方で、プロ野球選手として他球団からの評価を知りたい思いが強くなったという。30歳という年齢もあり、新天地での挑戦という選択肢を加えることを決めた。

今季は菊池とともに先発陣の中心を担った。24試合に登板し、キャリアハイに並ぶ11勝をマークした。防御率3・63で、9月23日オリックス戦では、プロ初完封を決めるなどローテーションを守り、チームの4年ぶりAクラス入りを支えた。

球団は慰留に向けて、宣言残留を認める方針を決めている。これまでの話し合いで複数年契約を提示している模様で、今後の引き留めに努める。

大きな故障もなく、年間通して先発を担える野上が権利を行使することで、複数球団が獲得へ動くとみられる。今季の年俸は5000万円(推定)。FAで獲得した球団に金銭及び選手の補償が定められる「年俸Bランク」とみられるが、阪神、DeNAは先発右腕の補強に向け、水面下で調査を進めてきた。他にも複数球団が動向を注視している模様で、西武を含めての争奪戦は確実な状況だ。

関係者によると、野上は節目のプロ10年目を前に、後悔のない決断を下すため、残留を含めて熟考する意向。自身を必要とする球団を第一に考えるという。右腕の今後の動向が注目される。

◆野上亮磨(のがみ・りょうま)1987年(昭62)6月15日、福岡県生まれ。05年、神村学園でセンバツ準優勝。日産自動車を経て08年ドラフト2位で西武入団。09年4月30日ソフトバンク戦でプロ初登板。13年に初の2桁勝利となる11勝。16年に国内FA権を取得。今季は9月23日オリックス戦でプロ初完封。自己最多に並ぶ11勝。今季年俸5000万円(推定)。今年3月に元モーニング娘。の石川梨華(32)と結婚。177センチ、74キロ。右投げ右打ち。

◆今季の阪神先発投手 秋山12勝とメッセンジャー11勝の2人が2桁勝利をマーク。期待された藤浪が3勝に終わり、先発で5勝以上は秋山とメッセンジャー以外には能見6勝、岩貞5勝しかいない。先発投手は合計47勝48敗の負け越しで、先発投手の白星は広島、巨人、DeNAに次いでリーグ4位だった。

◆今季のDeNA先発投手 今永11勝、ウィーランド10勝、浜口10勝と3人が2桁勝利を挙げ、先発投手で55勝をマーク。今永、浜口に加え、石田が6勝を挙げ、左腕の先発投手が記録した27勝はリーグ最多だった。左腕は充実も、右腕で10試合以上先発したのはウィーランドと井納(6勝)しかいなかった。

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