
四回、2点本塁打を放つヤクルト・オスナ(撮影・安部光翁)
(オープン戦、ヤクルト-阪神、19日、神宮)ヤクルトのホセ・オスナ内野手(31)が、四回無死二塁でオープン戦2号となる左越え2ランを放った。
「難しいコースでしたがうまく打つことができた。最近納得のいく打撃ができていなかったので、久しぶりにうれしいです」
「4番・一塁」で先発出場。カウント1―2からの4球目、内角143キロ直球を振り抜いて左翼席へほうり込んだ。
オスナは南米・ベネズエラ出身。故郷はこの日、日本時間午前8時試合開始のWBC準々決勝で激闘の末、惜しくも米国に7―9で敗れた。〝祝砲〟とはいかなかったが、会心の一撃に笑みを浮かべた。