【ファシリテーション】とはどんな意味?メリットや実施方法を解説

【ファシリテーション】とはどんな意味?メリットや実施方法を解説

  • Domani
  • 更新日:2022/09/23

ファシリテーションとは、さまざまな活動がスムーズに進行するようサポートすることです。目標達成に向け、異なる意見をまとめて会議などを円滑に進めます。本記事ではファシリテーションの意味や目的、メリットを説明するとともに、上手に進める方法をご紹介します。

Contents

ファシリテーションとは?

ファシリテーションのメリット

ファシリテーションの進め方

ファシリテーションで会議を円滑に進めよう

ファシリテーションとは?

ファシリテーション(facilitation)とは、人々のあらゆる活動がスムーズに運ぶよう舵取りをすることです。その役割を担う人をファシリテーター(facilitator)といい、会議の場合では進行役にあたります。

ここではファシリテーションの内容や目的、近年広まっている背景についてご紹介します。

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人々の活動プロセスを支援すること

ここでは会議を例に解説していきましょう。ファシリテーターは会議を円滑に進行するため、参加メンバーの発言を促し、さまざまな意見を整理して重要なポイントを引き出します。最終的に意見をまとめ、合意形成を行うまでの一連の流れをサポートします。

またファシリテーターは会議の段取りや進行、プログラムなど、目的を達成するための外面的なプロセスと、個々のメンバーの考え方や思考、感情の動きといった心理的なプロセス、両方に関わることで人と人の相互作用を促進し、チーム活動の成果を上げていきます。

目的や広まった背景

ファシリテーションの目的は、活動をスムーズに進めて参加メンバーの意見をまとめ、ゴールにたどり着くことです。

この考え方が広まっている背景には、社会のグローバル化が進み、多様性が広がっていることがあげられます。ビジネス環境も縦社会から横に広がるネットワーク型組織へと変化しており、価値観の異なる者同士が交流する機会も増えてきました。

さまざまな価値観を持つ人々がチームを組んでひとつの目的に向かう際、ファシリテーションが有効な手法として注目されているのです。

ファシリテーションのメリット

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生産性を高める

ファシリテーションは活動を円滑に進行するためのサポートを行い、生産性を高めるのがメリットです。

ファシリテーターは時間の配分をコントロールして議論の脱線などを防ぎ、意見をまとめます。無駄な時間を削減し、メリハリのある会議・ミーティングにして生産性を高めることができます。

また、一般的な会議では、多数決で方針を決めることで少数派が納得できないという側面もあります。しかし、ファシリテーションではメンバー全員が納得できる合意を形成できるよう働きかけるため、チームワークが向上するというメリットもあります。

新しいアイデアを創出する

ファシリテーションでは、自由な意見交換により新しいアイデアを創出できるのもメリットです。ファシリテーターは参加者の意見を否定せず、自由に発言できる場を作ります。

これまでの常識にとらわれない自由な意見交換を歓迎するため、全員の考えを上手に引き出して新しいアイデアを生み出すことも可能です。自分とは異なる価値観の意見に触れて刺激を受け、革新的なアイデアが創出されることもあるでしょう。

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ファシリテーションの進め方

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ファシリテーションの具体的な進め方は、以下の手順で行います。

1. ゴールを明確にする
2. 意見を出しやすい雰囲気を作る
3. 自由に意見を出し合う
4. 全員の納得ができる合意を形成する

まず、会議やミーティングのゴールを明確にすることから始めます。自由に意見を出し合えるような雰囲気づくりをするのもファシリテーターの重要な役割です。

ファシリテーションの進め方について、順に説明します。

1. ゴールを明確にする

ファシリテーションを成功させるには、ゴールを定めることが重要です。決定すべき事項やどのように進めるのか段取りを決め、参加メンバーに共有します。ゴールを共通の認識にすることで会議の論点が定まり、全員がひとつのゴールに向かって有意義な話し合いをすることができます。

同時に、個々のメンバーに意見やアイデアを事前に準備してもらうという方法も有効です。事前準備により意見を考える時間を省き、より無駄なく議論を深めることができるでしょう。

2. 意見を出しやすい雰囲気を作る

ファシリテーションでは各メンバーすべての率直な意見を引き出すため、話しやすい雰囲気を作らなければなりません。参加者同士が本音をぶつけ合うことで新しいアイデアを生み出したり、結論に対して納得できたりなどの効果が期待できます。

メンバー全員が意見を出しやすい環境にするには、ファシリテーターが参加者一人ひとりの発言を尊重して耳を傾け、発言には意義があることを伝えていく必要があります。

3. 自由に意見を出し合う

自由に意見を出し合えるようになったら、話の脱線や論点がずれることを防止しながら会議を進行していきます。本来の議論からずれてきたと感じる場合、目的を再確認するなどの軌道修正を行いましょう。

ファシリテーターはあくまで中立の立場であり、メンバーの意見にも耳を傾け、議論を深めながらまとめていきます。また、時間管理も大切です。目的の共有や議論をする時間、まとめの時間ごとに所要時間を定め、進捗を管理しながら議論を進めていきましょう。

4. 全員の納得ができる合意を形成する

意見が十分に出尽くしたらメンバーの意見をまとめ、合意形成を行います。まとめて終わりではなく、決定したことを行動につなげなければなりません。課題の改善方法や今後の行動を明確にし、誰が何をすべきかを明らかにして全員に共有しましょう。

議論で決定に至らなかったことがあれば明確にしておき、次の会議で話し合う論点にしてください。

ファシリテーションで会議を円滑に進めよう

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ファシリテーションは、会議やミーティングを円滑に進めるためのサポートをする手法です。会議の生産性を高め、新しいアイデアを生み出すなどのメリットがあります。

ファシリテーションを実施するには、ゴールを明確にするなどの手順を踏むことが必要です。会議の話し合いに脱線が多く合意に至らない、少数派の納得が得られないなどの課題がある場合は、導入を検討してみるとよいでしょう。

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