
川崎市は26日、委託業者の空き瓶収集車が道路標識にぶつかって壊し、通報しないまま走り去った当て逃げ事故があったと発表した。けが人はなかった。
市によると、今月12日午前10時5分ごろ、同市高津区新作2丁目の市道で、収集作業中に、車両の左後部が駐車禁止の道路標識にぶつかった。委託業者(同区)の20代の男性運転手は衝突に気付いたが通報せず、道路標識を立てかけて走り去った。
その後、道路標識が倒れ、隣接する住宅の敷地内に止められていた乗用車の左サイドミラーにぶつかり、破損した。
同日に通行人から神奈川県警高津署に通報があり、署が調べていた。防犯カメラ映像などから収集車を特定したことで発覚した。