
テニス、BNPパリバ・オープン、男子シングルス準決勝。勝利を喜ぶカルロス・アルカラス(2023年3月18日撮影)。
【AFP=時事】テニス、BNPパリバ・オープンは18日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)は7-6(7-4)、6-3で第11シードのヤニック・シナー(イタリア)を下して決勝進出を果たし、世界ランキング1位への返り咲きに王手をかけた。
19歳のアルカラスは、相手のセットポイントをしのいでタイブレークの末に第1セットを先取すると、第2セットは序盤に奪った唯一のブレークを守って勝利した。これでシナー戦は5戦3勝。ダニール・メドベージェフと対戦する19日の決勝で3度目のマスターズ1000制覇を果たせば、世界1位復帰が決まる。
一方、ABNアムロ・オープン、カタール・エクソンモービル・オープン、ドバイ・テニス選手権に続き、4大会連続優勝を目指す第5シードのメドベージェフは、第14シードのフランシス・ティアフォー(米国)を7-5、7-6(7-4)で退けて決勝に進出した。【翻訳編集】AFPBB News