OSから基板まで“オーディオ専用設計”の15.6型ノートPC

OSから基板まで“オーディオ専用設計”の15.6型ノートPC

  • マイナビニュース
  • 更新日:2021/11/25
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DEEは、PCオーディオ専用設計の米iCAT製15.6型ノートPC 2機種の国内販売を開始した。搭載OSや音楽データ保存用ストレージの容量などに違いがあり、価格は「AVC-N72L-LTD」が38万5,000円、「MPC-N72L」が28万5,000円。DEE直販のほか、Amazonなどで購入できる。

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音楽再生向けに開発したシステムデザインを採用。ハード・ソフトとの相乗効果により、ノイズやジッタ、レイテンシー、音質の面で、“オーディオ愛好家の満足のいくオーディオ用途のノートPC”に仕上げたとする。

具体的には、ノイズや信号減衰に弱いフレキシブルプリントケーブルを使わずにコネクターを基板直付けとし、ノイズ対策回路を備えたDAC接続専用USBポートを用意。パーツ配置やパターンレイアウトを検証し、内部損失や遅延、線間ノイズ、外部ノイズの混入などの対策を施した、オーディオ用設計の専用基板を採用している。

どちらも15.6型のフルHD液晶ディスプレイを採用し、CPUにIntel Core i7 BGA、DDR4 8GBメモリ、容量128GBのシステム用M.2 SSDを搭載する点は共通。高音質内蔵2スピーカーや、無線LAN機能も備える。キーボードは暗いリスニングルームでも操作できるよう、照度調整可能なバックライト付き。連続音楽再生時にも発熱しない静音性と熱設計を確保した。

AVC-N72L-LTDはOSに「MsHD-Vegas22」を採用し、システム用SSDとは別に、音楽データ保存用の4TB SSD(SATA3対応)を搭載。「PCモード」と「RNPモード」の2つのモードに対応しており、前者では音楽データや音楽ストリーミングサービスの再生、CDリッピングなどが可能。後者はディスプレイを閉じてスマートフォン/タブレットから操作し、Roonベースのプレーヤーとして使ったり、DLNAミュージックのプレーヤー/サーバーとして使えるモードだという。

両モードで使える、GUIレスの「HQPlayer4」を標準搭載。Amazon MusicやYouTube Musicなどの音楽ストリーミングサービス、Netflixなどの動画配信サービスのストリーミング音声をリアルタイムにアップサンプリングし、ビット伸長して、最大1,536kHz/32bit floatのPCMをDACに出力できるとする。

他にも、AirPlayやDLNA DMR(UPnP)、Roonブリッジに対応し、PCやスマートフォンなどのデバイスからのリモートプレイに対応。UPnP2.0対応のデバイスからは、リアルタイム変換によりDSD512での再生が可能だという。DSD1024のネイティブ再生にも対応。JRiver Media Centerのサウンドも、OS内蔵サウンドエンジンによりPCM 1,536kHz/32bit floatで再生できる。

リアルタイムDSD変換など負荷のかかる処理は、従来のCPU性能に依存するソフトウェア演算からハードウェア演算に機能分散することで、CPU負荷と発熱を軽減させつつ性能を20%向上させた。

MPC-72LはGUIベースのオーディオPCに特化した機種で、OSに「MsHD-Beat22」を採用し、HQPlayer3 Desktop版を搭載。システム用SSDとは別に、音楽データ保存用の2TB HDD(SATA3対応)も内蔵している。UPnP2.0対応のデバイスからDSD変換するレンダラー機能は備えていない。

どちらも4K/24Hz対応のHDMI端子、USB Type-Cを各1系統備え、USB3.0×2、USB 2.0×2、マイク入力/ライン出力用の3.5mm端子×1も装備。SD/MMCカードスロット、2Mカメラも備えている。他にも、再生ソフト「JRiver Media Center 28」とリッピングソフト「dBpoweramp R17.4」などをインストールしている。

本体サイズと重さは375×240×20mm/1.8kg。65W ACアダプターと、専用高速2.5Gbps LANアダプターが付属する。

庄司亮一

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