首相「緊急事態宣言は期間を短く」「高齢者ワクチン接種完了」の不可解さ

  • 日刊サイゾー
  • 更新日:2021/05/04

今週の注目記事・第1位「ドバイに高飛び画策で逮捕へ『紀州のドン・ファン』“整形”変身『幼な妻』が金欠『家賃踏み倒し』で“パパ活”」(『週刊新潮』5/6・13日号)

同・第2位「『おちょやん』成田凌『ドアホ!』な女癖」(『週刊文春』5/6・13日号)

同・第3位「山尾志桜里 不倫弁護士の妻が自殺していた」(『週刊文春』5/6・13日号)

同・第4位「『甘いのよ!』小室圭さんを叱った眞子さま暴走愛全内幕」(『週刊文春』5/6・13日号)「『皇室』最大の危機『悠仁さま』に重大影響」(『週刊新潮』5/6・13日号)

同・第5位「進次郎“女帝秘書”は公用車不正の常習犯」(『週刊文春』5/6・13日号)

同・第6位「初の『女性総理』候補『野田聖子元総務大臣』の夫が『元暴力団』と裁判所に認定された全内幕」(『週刊新潮』5/6・13日号)

同・第7位「『竹中平蔵こそ、叩きのめしたいんやッ』」(『FLASH』5/11・18日号)

同・第8位「菅『コロナ敗北の瞬間』」(『週刊文春』5/6・13日号)

同・第9位「日本ボクシングコミッションの闇井岡一翔『疑惑の尿』が消えた!」(『FLASH』5/11・18日号)

同・第10位「涙なしでは読めない 瀬古利彦ががんで逝った34歳長男『最後の言葉』」(『週刊文春』5/6・13日号)

同・第11位「長瀬智也、帰ってこい!」(『週刊文春』5/6・13日号)

同・第12位「独占告白『伊藤健太郎』一生かけて償う覚悟です」(『週刊新潮』5/6・13日号)

同・第13位「大谷翔平 美人バレー選手との仲を二人の父に聞くと……」(『週刊文春』5/6・13日号)

同・第14位「仏教思想家ひろさちやが金言『終活』なんておやめなさい」(『週刊新潮』5/6・13日号)

さて、今週は現代とポストが先週合併号でお休み。

早速いこう。最近の現代やポストは「終活」雑誌になってしまったが、毎号、毎号、こうした記事を読まされていると、老い先短い私は、週の初めから暗い気持ちになってしまう。

新潮で仏教思想家のひろさちやが、「終活なんてやめろ」といっている。

「昨今の『終活』ブームは、いわば金儲けのビジネスになっています。(中略)政府も銀行もみんな寄ってたかって老人から金を吐き出させようとしている。それに引っかかっている人が多すぎます」

ひろは、釈迦は「死後について考えるな」と教えているという。死んだら浄土に行くから心配せずに、今をしっかり生きろというのだ。こういわれたほうが元気になる。

大谷翔平は日本時間5月3日のマリナーズ戦に指名打者として出場したが、この日は、右ひじに死球を受け、大声をあげてうずくまり、周囲を心配させたが、大丈夫なようだ。

大谷は豪快なホームランと対照的なケガの多さがファンをやきもきさせるのだが、何とか無事にシーズンを乗り切ってほしいものだ。

あとは、大谷にいつ彼女ができるのかが、ファンならずとも最大の関心事だ。

約3年ほど前から噂になっているのは元バレーボール日本代表の狩野舞子(32)との仲だが、文春が岩手県に住む父親、徹は文春の問いかけに、

「翔平の姉から、ネットでそういう噂が書かれているって聞いたけど、本人からはそんな話はまったく(笑)」

6歳上の姉さん女房か。プロ野球選手には多いケースだが、6歳はちと上過ぎるのかな。

今週の新潮のトップは、俳優の伊藤健太郎(23)の独占告白である。伊藤は昨年10月28日の夕方、東京・渋谷区の交差点で、ランドクルーザーを運転していて、クルマをUターンさせた際、対向車線から来た2人乗りのバイクとぶつかったが、そのまま百数十メートル走ってから現場に戻ったことから、「逃走」だとして、ひき逃げ容疑で逮捕されたのである。

モデル出身で、このところヒットドラマに出たり、NHKの連続テレビ小説『スカーレット』に出たりで、人気俳優になり、釈放されたときは、多くのマスコミが殺到した。

相手側と示談が成立し、不起訴処分になったのだが、「事件現場から逃走した」というイメージが払しょくできていないと、新潮が一肌脱いだようである。

伊藤のいい分は、「逃げたのではない。現場は交通量が多いため、その先で左折して戻ってこようと考えたのだ」というものだ。だが、読んでみたが、どうしても、事故だとわかった時点で車を止めて、被害者を助けなかったのかという疑問は残る。

伊藤は、「一生かけて償っていきたい」と語っている。しばらくは役者を休み、自分を見つめ直す時間が必要だろう。

ジャニーズ事務所の“長男”といわれていた近藤真彦が突然、事務所を退所した。

文春に不倫を報じられ、いたたまれなくなったということだろうが、ジャニーズ事務所の優等生である少年隊の東山紀之(54)が2日、司会を務めるテレビ朝日『サンデーLIVE!!』(日曜前5・50)で、厳しい言い方をしたとスポーツニッポン(5月3日付)が報じている。

――退所した近藤真彦(56)について「退所の仕方に大きな疑問が残る」と厳しい見方を示した。「後輩たちにもファンにも説明がなかった」と振り返り「自分自身を犠牲にして助けてきたスタッフの方の思いをどう受け止めているのか。退所のコメントも凄く薄っぺらく感じる」と一刀両断した。
近藤が退所に伴い発表したコメントには、事務所や後輩に対する感謝はつづられていたが、ファンへの言葉がなかった。事情をよく知る関係者は「ジャニーズのタレントが最も大切にしなければならないのがファン。そこに対する言葉がなかったことに東山さんは違和感を覚え“薄っぺらい”と厳しく表現したのでは」と話した――

こうして結局、「誰もいなくなった」ということになるのだろうか。

TOKIOの長瀬智也(42)も3月末にジャニーズ事務所を退所した。「芸能界から次の場所へ向かいたい」という彼が残した言葉が話題のようだ。俳優としての演技力も存在感もある長瀬が、芸能界から引退してしまうのか。

長瀬が始めたインスタグラムに、釣りや音楽に興じ、ガレージでカスタムする姿がアップされているという。ハーレーダビッドソンを10台以上所有する長瀬だが、ジャニーズ事務所時代はレースへの出場を止められていたので、これからは堂々と出られると楽しみにしているそうだ。

40を過ぎるまで、不自由なアイドル生活を送ってきたのだから、これからは自分のやりたいことをやればいい。

さて、元マラソンランナーの瀬古利彦(64)の長男・昴が4月13日に亡くなっていたと、文春が報じている。2012年にホジキンリンパ腫という血液のがんを発症して、闘病していたそうだ。

慶應大学を卒業後に食品販売会社に就職したが、1年で退職して「ピースボート」で地球一周の旅に出た。環境問題に熱心で、反原発運動で国会前のデモにも参加していたという。

1年半ほど前から酸素呼吸器なしでは動けなくなり、昨年2月には脳へ転移。父親にマッサージをしてもらうのが1日で1番の楽しみだったそうだ。

最後の言葉は「僕、お父さん大好き」だったという。

ところで、昨年年末に行われたWBO世界スーパーフライ防衛戦で、8R・TKOで勝利した井岡一翔(32)は、自分の言葉通りに「格の違い」を見せつけた。

だが、試合直前に採取された井岡の尿から違法薬物が検出されたと、FLASHが報じている。

「2021年1月7日に検査がおこなわれ、ほどなく大麻が検出されました。さらに詳しい分析をしたところ、1月19日、『覚醒剤または合成麻薬の摂取が疑われる物質が検出された』と聞きました」(ボクシングジム関係者)

検査をおこなったのは日本のプロボクシング競技を統括する「日本ボクシングコミッション(JBC)」だった。

だが、井岡から採取したA検体から違法薬物が検出されはしたが、この段階ではあくまで “疑惑” でしかなく、クロと断定されたわけではなかった。

しかし、その後おかしな展開になる。この検査結果が、井岡サイドに知らされることはなかったというのだ。前出のジム関係者がこう続ける。

「警視庁が覚醒剤取締法違反容疑で、JBCの検査機関に冷凍保存されていた井岡選手のB検体(Aと同じもの=筆者注)を押収してしまったのです。違法薬物が検出されてから、すでに1カ月半がたった3月上旬のことでした。

もちろん、JBCが警視庁に知らせなければ、警視庁は薬物検出の事実を知りようもありません。警視庁が検体を押収するように、JBCが仕向けたと言ってよいでしょう」

ボクシング担当記者は、「今回のJBCのドーピング検査への対処は、異例ずくめです」と驚いている。

「A検体で違法薬物などが検出された場合、まずJBC理事長が倫理委員会を招集し、審議の結果を選手に通知します。その後、B検体での再検査も陽性となれば、選手の言い分を聞いたうえで、処分を決定します。

その段階で警察に報告することはあると思いますが、JBCとして処分を下す前に、いきなりドーピング検査用の検体を警察に押収させるなんて、聞いたことがありません。しかも、井岡選手は違法薬物が検出されたことも、警察に押収されたことも知らないままだったのです」

科捜研で実際に鑑定がおこなわれて鑑定書が作成されたかどうかも定かではなく、4月に入ってから、警視庁からJBCに『この件については、捜査を打ち切ることになった』と連絡があったというのである。

捜査が打ち切られたのは、どういう理由なのだろうか。smart FLASH(2021.04.26 09:20)によるとこうだ。

――「打ち切りが事実であれば、
(1)検体を鑑定したものの、薬物が検出されなかった
(2)検体を採取してから時間が経過しているなどの理由で、陽性結果が出ても証明力がないと判断された
(3)検体の採取手続きに警察がまったく関与していないことから、B検体が本当に本人から採取されたものか確認できなかった
などの理由が考えられます」(澤井康生弁護士)

1月にA検体について “疑惑あり” という検査結果が出てから3カ月あまり。この間、時間を空費したJBCはいったい何をしていたのだろうか。

「実は、井岡選手のA検体から違法薬物が検出されて以降、警視庁がB検体を押収するまでどころか、つい最近まで、JBCは今回の薬物疑惑に関しては、倫理委員会を一度も開いていなかったのです。これは、疑惑の渦中にある選手に対する “裏切り行為” だと思います」(業界関係者)

前出のジム関係者は、JBCの消極的な行動を、厳しく批判する。

「井岡選手という大物チャンピオンに怯み、警察に処分を丸投げすることで、自分たちが “火の粉” を浴びないようにしたのではないでしょうか。警察が逮捕してくれればそれでよし、『シロ』と証明してくれれば、自分たちは関わらなくてすむというわけです」

複数の関係者によれば、今回の対処を主導したのは、JBCの永田有平理事長だという。永田氏は、(株)東京ドームの顧問も務める。JBCの最高位であるコミッショナーと、No.2にあたる理事長は代々、東京ドームからの出向ポジションだ。現在のコミッショナーは、長岡勤・東京ドーム社長が務める。――

背景には、東京ドームが三井不動産の子会社になる手続きの最中だったことが関係しているのではと見る向きもあるようだ。

「三井不動産の子会社への移行期間中は、スキャンダルが表に出ることを避けようとした可能性があります」(ボクシング担当記者)

FLASHが永田理事長宛に質問状を送ると、文書で回答があったという。

「各質問事項については、井岡選手のライセンスに関わる重大な問題でありますので、一切ご回答できません」

渦中の井岡は、代理人からこう回答があった。

「ドーピング検査の結果に関する報告は、JBCからは一切受けておりません。タイトルマッチも滞りなくおこなわれておりますので、何らかの異常な結果が生じたとの認識は一切持っておりません。井岡は警視庁から『捜査が終了した』と聞いており、井岡に対する疑いはすでに晴れています」

また、違法薬物が検出されたことには、

「大麻に関しては、セルフケアに使用していたCBDオイルの成分が検出されたのかもしれないと考えていますが、覚醒剤はまったく身に覚えがなく、試合後に検体がすり替えられた可能性があるとすら考えています。

B検体を再検査すれば、必ず潔白を証明できるはずだと考えていますが、もしすでに尿検体が残っていないとすれば、井岡にはその機会がありません。一連のJBCの対応は、適正手続きを大きく逸脱しており、JBCに対しては疑念しかありません」。

不可解というしかない。この件は、井岡のためにも、早急にJBCが会見を開くなどして、きっちり説明すべきこと、いうまでもない。

さて、未熟な人間はどこにでもいる。コロナ感染阻止よりも東京五輪開催を優先させている菅首相も同様である。

今回の3度目になる緊急事態宣言発令に際して4月21日、官邸で関係閣僚や事務方が集まって協議する場で、「期間は短くするべきだ」と菅が主張したと文春が報じている。

だが当然ながら、あまりに期間が短いと感染者が減らず、宣言解除できなくなる。そこで田村憲久厚労相が「絶対にそんなことはダメです」と抵抗して、ほんの少しだけ期間が延びたそうである。

だがその2日後にも、菅が突然、「七月末に高齢者のワクチン接種を完了させる」といい出した。実現不可能なミッションを突き付けられた河野担当相は激高して菅に直談判し、「できるわけがありません」といったそうだ。

菅は、ファイザーのワクチンは9月までに国民全部に行き渡ると豪語したが、口約束以外の何でもなかった。それが知れると今度は、まだ承認されていないモデルナを使うといい出したのである。

この人間は“節操”という言葉を知らないのだろう。文春のいうように、専門家の意見に耳を傾けたり、データを精査することなく、思い付きでいうだけなのだ。

コロナ分科会の尾身会長でさえ五輪開催に疑問を呈しているのに、組織委は「五輪には医療従事者が1万人、看護師が500人必要」などと無責任な要求をする始末である。

上がアホだからといいたくなる。4月25日に行われた3補選で全敗したのは当然である。当日の夜、党本部で林幹雄幹事長代理はこういったという。

「コロナ対策とワクチンの遅れ、そして、総務省接待問題がきつかったよ」

ところで、FLASHによれば、緊急事態宣言下の関西で、旋風を巻き起こしている人物がいるという。大阪を拠点にタクシーや貸切りバス、旅行業などを手がける、日本城タクシーの坂本篤紀社長(56)がそれだ。smart FLASH(2021.04.28 06:00)によると、

――4月14日放送のBS―TBSの番組で橋下徹元大阪市長(51)と対峙し、橋下氏の主張を「アホみたいな議論」と一刀両断、ことごとく論破して喝采を浴びた。

坂本氏は、どんな人物なのか。営業所を訪れると、社長みずから快く取材に応えてくれた。

「吉村さんはトリックスターや。だって、何もしてないもん」

話は吉村洋文大阪府知事(45)への批判から始まった。

「彼は、他人の痛みがわかってない。最たるものが『EXPO2025』と書いてあるジャンパーを着て、『おばあちゃん、足痛いけど膝の手術こんな時期やから先延ばしにしてね』とか言うてること。これって説得力があるんやろか。
万博と書いてあるジャンパーを着ているのは、次の選挙対策のためでしょ。感染防止のことなんて考えていない。だいたい、テレビに出演することが対策ですか? 『全国に先駆けて』『全国で例がない』、このワードが好物なだけ。テレビに出演することではなく、対策をすることが大事なんや。

なにより、医療崩壊をなんとかせんと。いま交通事故に遭ったら、救急車2時間待ち。頭打ってたら間違いなく死ぬで。『イソジンがコロナに効くとか、めちゃくちゃなこと言うてたけど、彼はまったく反省もしていないし、改めようともしない。
僕が意見を言うのは、吉村さんや橋下さんは、失敗から学ばないから。僕は、悪口を言うたことはない。彼らがしてきたことを、そのまま言うてるだけなんや」――

私が坂本社長のその言やよしと思ったのは、彼にとって最も許せない人間が菅首相のブレーンだといわれる竹中平蔵だということである。

――「いま、日本は国難とも呼べる状態。そういうなかで、竹中氏および成長戦略会議の面々は、いちばん邪魔になってるんちゃうかな。

彼の仲間のデービッド・アトキンソン氏は、『中小企業、半分になったらええねん』と言うてるけど、日本の会社の95%は中小企業。何千万人の失業者を出せば、気がすむんや。完全雇用で幸せだった日本の雇用制度を、竹中平蔵たちが破壊したんや。(中略)

国民に自己責任を説きながら、竹中さんは政府や役所に働きかけて法や制度、政策を都合のいいように変更させて利益を得ている。旗振り役となって規制緩和を推し進めた先に、彼の利益があるというマッチポンプ的な構図になっているんや。

彼らは『既得権益の打破』とか言うけど、実際は自分らの既得権益を守り、それ以外の既得権益を打破する政策や。『身を切る改革』というのは、他人の身を切る改革。ベーシックインカムを主張するのも、パソナ経営陣として社会保障を切り捨てたいからや。つまり、1億総生活保護者にしたいんやろ』――

私は、今のこの国で一番必要なのは“真っ当”に怒る人間だと思う。

菅をはじめ、ウソばかりついて国民のことなど考えない政治屋や、利権に血道を上げる電通を始めとする政権癒着業者、IOCばかりみて現実を見ない五輪組織委の面々、片棒を担いで恥だとも思わない大新聞、大テレビという腐敗しきったメディアに対して、怒りを露わにしないのはなぜなのか。

この程度の国民だから、この程度の政治、この程度のメディアしか、この国には存在しないのだ。

最近思うのだが、この国を一番悪くしているのは、何もいわない、怒らない、行動しない国民ではないのか。真っ当な怒りを表すことを恐れることはないはずである。

それができない、やろうとしないのは、この国が「国民主権」ではないからだ。
白井聡は『主権者のいない国』(講談社)で我々にこう迫っている。

「内政外政ともに数々の困難が立ちはだかるいま、私たちに欠けているのは、それらを乗り越える知恵なのではなく、それらを自らに引き受けようとする精神態度である。
真の困難は、政治制度の出来不出来云々以前に、主権者たろうとする気概がないことにある。(中略)そして、主権者たることとは、政治的権利を与えられることによって可能になるのではない。それは、人間が自己の運命を自らの掌中に握ろうとする決意と努力のなかにしかない。つまりは人として当たり前の欲望に目覚めること、それが始まるとき、この国を覆っている癪気(しゃっき)は消えてなくなるはずだ」

原爆と敗戦、阪神淡路大震災、東日本大震災と原発事故、今回のコロナ禍。何が起きても、その時は大騒ぎするが、のど元過ぎればあっという間に忘れ去ってしまって、学ぶことがない。

日本人である私でさえも呆れ果てるのに、こんな国が、他国から尊敬されるはずは万にひとつもない。

我々は、自己の運命を自らの掌中に握ろうとする決意と努力を、今すぐに始めるべきである。手遅れと諦めてはいけない。

女性の総理候補といえば野田聖子(60)だろうが、彼女のネックは夫の側にあるようだ。新潮が2018年8月2日号で、「彼は元反社だった」と報じて、夫の文信(54)が、事実無根で名誉を棄損されたとして1100万円の損害賠償を求めて訴えた。

その裁判が東京地裁であり、「原告が指定暴力団の所属していた元暴力団員であることは真実であると認められる」という判決が出たと、新潮が報じている。

この裁判には、原告と盃を交わした暴力団の元組長だった人間が法廷に出て、証言したそうである。新潮勝訴のことはどこのメディアも報じなかったようだが、将来の総理に忖度したのだろうか。

文春は、このところ批判の多い小泉進次郎にまたまた「公用車不正使用疑惑」があると報じている。

進次郎には干場香名女(57)という公設第一秘書がいるという。進次郎の信任厚く、彼女も「私は妻みたいなものだから」といって憚らないそうだ。

進次郎事務所の女帝といわれる彼女だが、上から目線で仕切るため、次々に秘書が辞めてしまうという。それに加えて、大臣公用車を我が物顔に乗り回し、時にはケンタッキーなどのランチを買いに行くこともあったというのだ。

環境省会計課に問い合わせると、「公設秘書が公用車を利用するとは考えてもいない。(昼食を買いに行くのは?)そんな利用は聞いたことがありません」と答えた。

部下の行動もチエックできないのでは、総理の座も遠いようである。

さて、小室圭が大部の文書を公表したことで批判が巻き起こり、秋篠宮眞子さんにも矛先が向いたことは前回書いた。

文春によれば、この文書には眞子さんの意向が大きく反映されているというのだ。例えば、金銭トラブルが借金だとされてしまえば、「将来の私の家族までもが借金を踏み倒そうとした人間の家族として見られ続ける」という箇所などがそうだと指摘している。

こうした眞子さんが小室圭をリードし、たしなめることは以前からあったという。婚約内定後に小室圭が、朝、眞子さんと電話で挨拶を交わしたことを報道陣に話してしまったときも、皇室につながる人間にはあり得ないと批判されたが、

「そんな小室さんを、眞子さまはあるときこう𠮟った。
『甘いのよ!』
それ以降、小室さんは自身の対応を逐一、眞子さまに相談しているという」(文春)

2019年1月に小室圭が文書を出した後に、複数のメディアが「金銭問題は解決済み」と報じたことを、誤報だと代理人の上芝弁護士が謝罪要求したときも、「“眞子さまのご意向”をチラつかせた」(同)そうである。

ニューヨークに留学中の小室圭が、日本の番組をチェックしていたとは考えづらい。眞子さんからの指示ではないかというのだ。

主従が逆転した形だが、新潮は、小室母子のトラブルに積極的に介入している眞子さんを、「将来を覆いつつあるリスクは、すみやかに“損切り”せざるを得ない」と皇室や宮内庁は考えていると報じている。要は、結婚するのは仕方ないが、眞子さんは皇室から追放するというのである。

このような事態が秋篠宮家内のムードを険悪にしてきたが、こうした情景の刷り込みが、悠仁さんの「帝王教育」に何らかの影響を与えるのではないかと、新潮は憂えている。

小室文書を受けて、元婚約者は現代で、「今回の件で、眞子さまも思い詰めていらっしゃるのではないかと思うと申し訳ない気持ちになります。ただ、あの文書と『解決金』については、私も強い違和感があり、自分の気持ちを表明しないわけにはいかないと思ったのです」と、再びおカネは受け取らないといっていた。

だが、その舌の根も乾かないうちに、代理人の現代記者を通じて、「解決金の交渉ができればと考えています」(スポーツニッポン4月28日付)と表明したというのだ。

「何なんだこの連中は!」、そう思わざるを得ない。小室圭は文書を出したすぐ後に解決金を払うといい出し、受け取らないといっていた元婚約者も前言をあっさりと翻してしまう。

人間として“未熟”というしかない。2人の結婚を応援してきた私も、いささか呆れ果てている。

さて、山尾志桜里衆議院議員(46)と弁護士の倉持麟太郎(38)のW不倫を文春が報じたのは、2017年9月7日発売号だった。

民主党で幹事長就任直前だったが、文春報道でそれが白紙になってしまった。山尾は会見で「倉持とは男女の関係はない」と否定したが、混乱の責任をとって離党。倉持も妻と離婚している。

約1カ月後の総選挙では無所属で出馬して、辛くも当選する。禊は済んだと政治活動を活発化させるとともに、2017年11月7日付の神奈川新聞のインタビューで、「むき出しの好奇心には屈しない」と語った。

倉持を自らの「政策顧問」に起用し、2018年2月に山尾の離婚が成立して、倉持と再婚するのではないかと取り沙汰されていた。2019年のゴールデンウイークには、国会に「請暇願」を出すことなく2人でロス旅行に行っていたという。

2人は再婚こそしてはいないが、文春によると、4月にも何回か倉持のマンションを山尾が訪ね、長い時間滞在して帰宅する姿を目撃している。

文春の取材がすごいと思うのは、2人の密会を張り込むだけではなく、山尾がJRに乗って帰宅するまで追いかけ、彼女が議員パスを提示して改札を通るところまで目撃していることである。

「議員パスを使用できるのは公務出張などの職務の遂行に資する時のみです」(上脇博之神戸学院大教授)。愛人との密会に特権である議員パスを使っていたのでは、「中国の人権問題に対して日本は毅然とした対応をすべきだ」と新聞のインタビューで語っても、説得力に欠けるのではなかろうか。

今回の文春報道は2人の密会を伝えるだけではない。山尾と夫・倉持のために家庭を壊され、幼い子供の親権まで奪われてしまった妻・A子の悲劇が本筋である。

A子は不倫報道の約半年後に、文春に手記を寄せていた。そこで「この半年は、私にとって地獄のような日々でした」と綴っている。不倫報道直前の8月にA子は、左脳大脳動脈狭窄症と医者から診断されていた。

報道後、夫に不倫について問い質すと、逆に、「一緒に暮らしていく自信がない」と離婚を迫られてしまったというのだ。

病を抱え、仕事にも支障が出ていた彼女は、精神状態も一気に追い込まれてしまう。「私の精神は、すでに限界を超えてしまっていたのです」。A子の知人によると、当時の彼女は「物事を正常に判断できる状態ではなかった」という。

そのため、A子は離婚に応じ、生活や健康上の不安から、子どもの親権まで渡してしまったのだ。うつ病と診断された彼女は、会社を休職し、母親と神奈川から埼玉へと居を移し、親権を取り戻したいと倉持に頼んだが、叶わなかった。そして、子どもの誕生日を1カ月後に控えた昨年10月3日、「A子さんは自宅で自らの命を絶った」(A子の知人)というのである。

2人が再婚をしないのは、元妻の自殺があるためではないか、私はそう考えた。

だが、この考えも倉持の“行動”によって否定される。4月17日(土曜日)、大森駅での街頭演説に臨んでいた山尾は、その後、恵比寿駅へ行き、駅ビルで白ワインやエスニックサラダを買うと、タクシーで倉持の自宅へ向かった。

約5時間後、2人が出てきた。山尾はタクシーに乗って帰宅する。すると倉持は、自分もタクシーに乗り込み、別のマンションへと向かったというのだ。

そこに住んでいるのは、文春が2週間前にも目撃している、「事務所に顔を出しているB子さんです。倉持氏は、弁護士仲間やクライアントとの食事会にも同席させたりしています」(法曹関係者)。この“事実”を知っても山尾は「どんなに批判されても、私は倉持さんを選ぶ」といい切れるのだろうか。

倉本の元妻はもちろんだが、山尾も哀れである。私は、「不倫弁護士の前妻が自殺していた」と、編集部とは関係ないといわんばかりの文春の報道にも「違和感」を持つ。

不倫報道はするなといいたいわけではない。政治家や官僚、弁護士など公的人間たちの不倫報道を躊躇する必要はない。だが、報じられた人間の身内の怒りや悲しみにはもっと配慮があってしかるべきではなかっただろうか。

妻の手記には「医師からは抗鬱剤を処方してもらいました。(中略)私の精神は、すでに限界を超えた」という記述がある。危険な精神状態にあることは編集部にも読み取れたはずだ。

2人の密会を張り込む情熱の幾分かは、元妻のケアに使ってもよかったのではないか。

うつ病が進行すると自殺願望が出てくる。私の友人の妻も、その病の末に飛び降り自殺している。

だいぶ昔になるが、私が親しくしていた毎日新聞政治部の人間が、文春に、幼馴染の新興宗教の教祖の娘との不倫を報じられたことがあった。政治部長にもなっていなかった。報道後、社は引きとめたが、「迷惑をかけた」と辞めてフリーになり、離婚した。

そんな屈託からだろう、朝から酒を飲むようになった。報道からどれぐらいだったか失念したが、突然倒れて病院に運ばれ、「肝臓壊死」で亡くなった。スローな自殺ではなかったかと、私は思っている。

スキャンダル報道で傷つくのは当事者はもちろんだが、周囲にいる立場の弱い人たちも同様である。財務省の公文書改ざん問題で自死した、赤木俊夫近畿財務局職員のケースを思い出してほしい。

今や文春砲は大メディアを凌ぐ力と信頼を勝ち得た。そういう時だからこそ、報道した側に責任はないのか、何かできることはあったのではないか、一度考えてほしいと思う。

NHK朝ドラ『おちょやん』は、ヒロインの千代を演じている杉咲花(23)の熱演にも関わらず視聴率が低迷しているようだ。

ビデオリサーチの調べでは、4月19日~23日の平均が16.3%だという。そこに追い打ちをかけるようなスキャンダルが、夫役の一平を演じる成田凌(27)に発覚した。

一平は、千代が劇団で可愛がっている後輩女優に手を出し、千代から「一平さんのドアホ!」と怒鳴られ、ツイッターで「一平のドアホ」がトレンド入りしたそうだが、文春によれば、成田は私生活でも「ドアホな女癖」で有名だそうである。

成田は美容師専門学校から『メンズノンノ』のモデルになり、その後俳優デビューしたそうで、182cmのすらりとした体形と涼しげな目元で、広瀬すずや戸田恵梨香と熱愛が報じられている。

「本人は『日々の全ての行動はモテるため』と公言」(スポーツ紙記者)しているようで、『おちょやん』が始まる前まで成田と交際していた20代の女性は、「女の子を泊まらせるために、予備の歯ブラシを大量に持っているんです。(中略)仲良くなると、使い捨てから旅行用の歯ブラシセットにランクアップするんです(笑)」と話している。

歯ブラシ一本の変化で女性を喜ばせるとはなかなかのものだ。一緒にお風呂に入ってくれるそうで、「お風呂場の排水溝の蓋を開けてみたら、女の人の髪の毛がとてもたくさんあって……」と、女出入りの多さも語っている。

女優の二階堂ふみ(26)は同じ事務所で、成田と同じマンション住んでいたそうだ。彼女によれば、2人が筆ペンでサインを練習したルーズリーフの紙が机の上に散らばっていたり、「かなり頻繁に遊びに来るそうで、他にもふみちゃんの私物があって。どんな関係なのか謎でしたね」。成田は料理が上手で、一緒に風呂へ入った時は髪を洗ってくれたりしたそうだが、「可愛いとはいってくれるが、好きとはいってくれなかった」と述懐している。

成田くん覚えておきたまえ、「後悔先に勃つ」という言葉を。

さて、今週の第1位は新潮の「紀州のドン・ファン殺人で元妻を逮捕」報道に捧げる。

このニュースが流れたのは4月28日朝であった。だが新潮はこの日発売号で「元妻がドバイに高飛び画策で逮捕へ」と報じたのである。さすが警察に強い新潮の面目躍如、大スクープである。

和歌山県田辺市の野崎幸助社長、当時77歳が殺害されたのは2018年5月24日の夜だった。和歌山県警が遺体を解剖したところ、血液や胃の内容物から致死量を超える覚せい剤成分を検出したのである。死因は急性覚せい剤中毒と判明した。

だが、腕などに注射痕はなく、口から接種した可能性が高いとみられた。本人は常々「覚せい剤は嫌い」だといっており、55歳年下の須藤早貴容疑者と3度目の結婚をしたばかりで、自殺する理由は見つからない。

家には多くの防犯カメラが設置され、外から誰かが入ってきて覚せい剤を飲ませた可能性は少ないと見られた。家にいたのは新妻の須藤と家政婦の2人だけだった。

名探偵でなくても、この2人が怪しいと考える。特に新妻は、夫の野崎が死ねば何十億といわれる莫大な遺産が転がり込むから、動機は十分である。

しかし、捜査は予想に反して難航した。物証は無く、彼女と覚せい剤とのつながりも出てこない。一時、家政婦の元亭主の線で覚せい剤を入手したのではないかという報道もあったが、消えたようだ。

まさに密室殺人。週刊誌を始めミステリーファンの間にも関心が広がり、様々な憶測が乱れ飛んだが、次第に関心は薄れていった。新妻は東京へ戻ってしまって、時折捜査情報を載せるのはフライデーだけになっていった。

迷宮入りかと、私も思っていたが、突然の早朝逮捕である。和歌山県警や田辺署の捜査に賭けた情熱は賞賛に値するが、物証または自白などはあったのだろうか。

新聞、テレビはこれまでの報道をなぞるだけだが、新潮は捜査の内容にまで踏み込んでいる。

だが読み進めていくと、大丈夫なのかという疑念が湧いてくる。決め手は和歌山県警が彼女から押収した2台のスマホにあったGPS機能だというのだ。

「GPS機能を解析すれば、測定誤差数メートルの範囲内でスマホの場所、さらには時間帯も絞り込める。その結果、野崎氏に一服盛れたのは、S(須藤=筆者注)以外にあり得ないことが判明したという。いわば、『消去法』での犯人洗い出しだった」(新潮)

おいおい、そんなこと事件当初からわかっていたことではないのか? 今頃GPSを分析したなんて話を、誰が信じるのか。

このやり方は、和歌山県警が手がけた、1998年に起きた「和歌山毒物カレー事件」と同じだというのだ。決め手は、住民らの証言に基づき、1分刻みでタイムテーブルを作成し、林眞須美死刑囚以外に鍋にヒ素を混入する機会を持つ者はいなかったとの結論を導いたというのである。

おいおい、林死刑囚は一貫して無罪を主張しているではないか。冤罪ではないかという声だってある。3年近く捜査してきて決め手はないということか。

このタイミングで逮捕したのは、須藤容疑者が顔の整形手術を受けたらしく、だいぶ印象が変わってしまったことと、新潮によれば、彼女は以前、中国やドバイでモデルの仕事をしていたため、「万一ドバイへの渡航を許せば、事件のお宮入は確実。一部のメディアにSさんの“海外移住計画”をリークし、その阻止に動きつつ、逮捕を急いだのです」(捜査関係者)

急いだ理由は分かるが、物証も自供も得られずに起訴したとして、公判維持できるのだろうか。悪名高い「人質司法」をやれば、自白をすると高をくくっているのではないか。

弘中惇一郎弁護士の出番かもしれないな。(文中敬称略)

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