© 2023映画「最後まで行く」製作委員会
最後まで行く ／ 上映中
韓国で5週連続No.1という大ヒットを記録した映画『最後まで行く』。第67回カンヌ国際映画祭の監督週間招待作品に選出され、中国、フランス、フィリピンでもリメイク版を制作。フランス版リメイク『レストレス』は、2月にNetflixで一斉世界配信されるとフランスをはじめ全世界でNetflixグローバル映画ランキング1位を獲得した。そんな大注目作が、『新聞記者』（’19）で日本アカデミー賞最優秀3部門を含む6部門を受賞した奇才・藤井道人監督の手により日本でもリメイク。5月19日に公開された。
一人の男を車でひいてしまったことにより、ジェットコースターのように極限まで追い詰められていく主人公・工藤祐司を演じる岡田准一は「日本映画界の希望、藤井監督が織りなす最後まで加速するストーリーをぜひご覧いただきたい」と語り、工藤を追う謎のエリート監察官・矢崎貴之を演じた綾野剛は「藤井さんはカメレオン監督。僕の知らない僕をいつも見つけてくれる無二の存在です」と絶対的な信頼感を寄せる。冒頭から緊張感とスピード感が満載で、思わず笑ってしまうコミカルさもクセになる“絶体絶命エンターテインメント”をスクリーンで目撃しよう。
12月29日の夜、刑事の工藤（岡田）は危篤の母のもとへ向かう途中に署長からの着信を受ける。裏金との関与を疑われ、なんとかやり過ごしたものの内心は焦りで一杯。そんな中、別居中の妻・美沙子（広末）からの電話で母が亡くなったことを知らされた彼の車は、目の前に現れた男をはね飛ばしてしまう。工藤は絶命した男をトランクに入れ母の葬儀場へ向かい、その遺体を母の棺桶に入れて斎場で焼こうと試みる。その時、スマホに届いたメッセージに工藤は絶句する。「お前は人を殺した。知っているぞ」。96時間の逃走劇の結末は―。
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