欧州で新型コロナの新たな波、感染力強い変異系統が主流に

欧州で新型コロナの新たな波、感染力強い変異系統が主流に

  • CNN.co.jp
  • 更新日:2022/06/23
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欧州で新型コロナウイルスの感染者数が増加している/CDC

(CNN) 欧州で新型コロナウイルスの症例数が急増している。感染力の強いオミクロン株の変異系統の感染拡大が原因とされ、抗体値の低下や夏の旅行シーズン到来に伴い、世界的感染の新たな波に対する警戒感が強まっている。

欧州疾病予防管理センター(ECDC)は先週、オミクロン株の変異系統「BA.4」と「BA.5」が欧州連合(EU)諸国で主流株になり、症例数が急増するとの見通しを示していた。

米オックスフォード大学のOWIDプロジェクトによると、感染者数はポルトガル、ドイツ、フランス、ギリシャ、オーストリア、イタリア、スイス、スペインなどの各国で増えている。

オミクロン株の下位系統BA.4とBA.5は、それまでの系統よりも感染力が強く、免疫をかわす能力が高いことが研究で示されている。つまり、過去の感染もワクチン接種も、こうした系統の感染を防ぐ役には立ちにくい。

ただ、BA.4とBA.5は重症化には結びつきにくいと思われる。それでも症例数が増えれば入院患者や死者も増える可能性がある。

ポルトガルではBA.5の影響で新型コロナの感染者が急増。21日の時点で過去7日間の新規症例数は1日の平均で100万人あたり1332例に達し、世界で5番目に多かった。ドイツは760例、フランスは747例となっている。

ポルトガルの入院者数は1896人となり、今年1月にオミクロン株の感染が拡大した時の状態に近づいた。

フランスでは100万人あたりの新規症例数が今月初め以来、3倍近くに増え、入院者数は4月初旬以来、初めて増加に転じている。

英国でも症例数や入院者数が急増。17日に国家統計局が発表した最新統計によると、感染者数は前の週に比べて43%増加した。

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