検証:AirPodsに似過ぎのゲームセンターのイヤホンにはいったい何ができるのか

検証:AirPodsに似過ぎのゲームセンターのイヤホンにはいったい何ができるのか

  • ロケットニュース24
  • 更新日:2022/09/23
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前回ゲームセンターのクレーンゲームの景品になっているスマートウォッチについて書いたのだが、もうひとつ、すごーく気になっているプライズがある。

某社の製品にそっくりのBluetoothイヤホンだ。余分な装飾のまったくない高級感ただようパッケージ。真っ白い箱に輝くのは「Pro 4」という文字だ。そんな世代あったっけ?

イヤホンとして実用に耐えるのか、どんな性能があるか確認してみたい。

・Pro 4

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今回も1プレイ100円の筐体に入っており、1発でとれるなら100円だ。100円ショップでさえ税込だと110円になるのだから、最安ではないだろうか。

こういった小さくて軽いボックスタイプは1回でとれる設定のものも多いけれど、今回はちょっと大きめだったこともあり(言い訳)、筆者は4回かかった。合計400円。

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情報を極限まで削ぎ落としたシンプルな白いパッケージには、ちょっと……いやかなり既視感がある。

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さすがに果物のマークはないけれど、「Siri」の文字も見える。

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新製品が届いたときのワクワク感を思い出すな。とにかく高いから、なにを買うのもかなりの覚悟がいる。ちょっとドキドキしながら箱を開けると……

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え、あ、黒っ!?

どこにも書いてないけどカラバリあるのか? これなら優良誤認するおそれはまったくないな。ある意味安心だ。

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かなり雑に貼られた保護シールをはがす。新品のはずなのだが、この保護シールがちょっとホコリっぽくザラッとしているというか、汚いのが気になる。

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ケース一体型充電器に入ったBluetoothイヤホン。形状は見慣れたものだ。

外箱を見る限り製品名はたぶん「Pro 4」だと思うのだけれど、日本語説明書には「エアープロ」とある。さらに英語&中国語説明書の表紙には「Mini 4」とあり、本文には「Connect AirPods」とあった。AirPods言ってるし。

エアでプロでミニでポッド。どっかで聞いた言葉しか出てこない。正確な型番やメーカーがわからず、製品を特定できないというのは前回のスマートウォッチと同様だ。表示はMade in China。

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本体にはかなり「プラスチック感」があり、またブラックなのでホコリを吸着しやすいのも気にかかる。正直に表現すると、子どものおもちゃのようなチープな手ざわりだ。

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カラーコーディネートという概念がいっさいない充電ケーブルだが、ちゃんと付属しているのは良心的。さっそく充電して使ってみたい。

iPhoneとのペアリングは簡単だった。当たり前のようにBluetooth認識してくれるので、「Pro」を選択するだけ。アプリのインストールなども不要。SF映画に出てくるスペースシップの人工知能を思わせる女性の声で「Connected」と響く。

音楽を再生してみると……

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あれ? あれあれあれ?

快適に聞こえる! 馬鹿耳の筆者には「遅延がどう」とか「響きがどう」とかはわからないのだが、普通に音楽を楽しむぶんには十分にクリアな音質である。

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嘘だろ、と思ってAirPodsと比較してみたのだが、AirPodsが耳に刺さることのないソフトな、悪くいうと「ちょっとくぐもった音」であるのに対し、Pro 4はメリハリが利いてかなり尖っている。そのぶんクリアで音が近い。

「イヤホンで音楽を聴くってこんな感覚だったっけ!」と新鮮な驚き。基本在宅&車移動なので、通勤電車のようにイヤホンで音楽を聴く機会がない。聴きたいものがあれば、スピーカーでガンガンにかける社会性ゼロな暮らしだったので忘れていた。イヤホン、いいね!

フィット感もよく、長時間つけていても耳が痛くなることもなかった。100円でこれってすごいな!

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おまけにタッチ操作が可能で、センサーが少々変な場所にはあるのだが、タップで再生や停止ができる。タイミングが理解できず再現できなかったものの、唐突にSiriの起動もできた。看板に偽りなし! 疑ってすまなかった……!!

ただし、たったひとつ難点が。最小音量にしていてもかなりボリュームが大きい。微調整ができないのはツラい!

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まぁ、ほかにも「何回タップしたらこう動く」という挙動が安定せず、筆者とPro 4のあいだには深刻なコミュニケーションギャップがあったりしたのだが、異国から来ているのだからそれは仕方がない。ただ音を聴くという目的なら十分に使えた。

「どうせ粗悪なコピー品でしょw」と失笑するつもりが、とんでもなかった。普通に使えるだけに留まらず、イヤホンで音楽を聴く臨場感や迫力や感動を思い出させてくれた。

ゲームセンターには人生の大事なことがすべて詰まっている。誰も筆者のゲーセン通いを止められない。

執筆:冨樫さや
Photo:RocketNews24.

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