“武器”はライトタックル 節分前にオニカサゴ退治 竿先の誘い幅20センチゆっくりソフトに上下

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  • 更新日:2023/01/29

【名人への道 決め手はコレ!】節分を前に鬼退治だ!潮の澄んだ厳寒期が旬のオニカサゴ。深場が棲みかで当たりは極めて微妙だが、コツをつかめば数も伸びて面白い。LT(ライトタックル)で狙う神奈川県平塚・庄三郎丸でチャレンジした。 (スポニチAPC・林 悠二)

160~200メートルの深場がこの釣りのステージ。潮の速い地域では200号前後のオモリが相場だが、ここ相模湾では80号と軽めで楽しめるのが特徴で人気だ。

「170メートル!底を50センチから1メートル切って誘ってね」――この日、17号船の後藤久船長=写真=が案内したのは、航程30分の平塚西沖。支給されたサバの短冊を餌に送り出す。

ほぼ1年ぶりの相手。勘を取り戻せるか?すると、左隣の2人が、ほぼ同時に竿を曲げロケットスタート。共に40センチ級の大物だ。

竿先での誘い幅を20センチほどにして、ゆっくりとソフトに上下するのが決め手。

負けじと誘いに集中すると、竿先を押さえ込む待望の魚信が出た。握り拳がスッポリ入る大口を開けて水面に現れたのは、これまたデカい。44センチ(1・66キロ)、自己新の魚だった。

船中1号を上げたのは、東京都瑞穂町の藤木里絵さん(52=看護師)。

「おいしい魚。まずはお刺し身。お鍋も楽しみ」と、目を細めた。トモで快調に飛ばすのは平塚市の小林武さん(66)。オニを狙って10年目。「落ちてくる餌、動く餌しか食わない魚。タナの取り直しも有効ですね」と、静かな誘いで2匹、3匹と追加した。

大潮回りで潮がよく流れて、2人が6匹でトップ。4匹、5匹の人も。25センチ以下はリリース、最大は44センチだった。

◎決め手

この釣りのキモは誘いと合わせのタイミング。捕食が極めて下手な魚で、一度には餌をのみ込まない。まず餌の端をくわえ、徐々に食い直すのだ。ハリ先が丸いネムリ型だから、早合わせするとスッポ抜ける。魚信を感じたら2呼吸ほど置き、しっかりくわえたことをイメージしてから合わせる。この時、一気に合わせず、静かに竿を立てて重みを感じてから“鬼合わせ”する。口元にハリをがっちり掛ける決め手だ。

◯…背、腹、胸ビレに鋭い猛毒のハリ。刺されると膨れ上がり、痛みが数日は引かない。しかし、それを軽減する方法がある。刺された箇所にオニカサゴの目の周りから抜き出した粘膜を塗り付けることだ。痛み、腫れの引きが驚くほど早い。かつて漁港でプロから聞いた解毒法。これ、過去2回遭遇した経験者である筆者のイチ推し。

▼釣況 東日本釣宿連合会所属、平塚・庄三郎丸=(電)0463(21)1012。乗合は午前6時半出船。料金は餌付き1万1000円。女性、学生は3000円引き。

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