北朝鮮メディアは軍の功労者などが朝鮮労働党大会の記念行事に招待されたと報じました。この記念行事が、韓国軍が11日に発表した「軍事パレード」と関係があるのではとの見方が広がっています。
12日の朝鮮中央通信は「党中央委員会は党や軍などの幹部と功労者を党大会の記念行事に特別客として招待した」と伝えています。
招待には「金正恩同志の信頼と愛が込められている」としていて、この記念行事が10日深夜に韓国軍が捕捉した軍事パレードの兆候と関係があるのではないかとみられています。
一方、これまでに軍事パレードの様子は公開されておらず、リハーサルだった可能性も含めてアメリカと韓国の情報機関が分析中です。
11日の会議には金総書記は出席しておらず、すでに記念行事にも言及していることから、党大会はまもなく終了する見込みです。