24日からの雪や道路の凍結の影響で、鹿児島県内の各地で車の立往生やスリップ事故などが相次いでいます。
警察によりますと、霧島市横川町中ノの山あいの県道では、24日夜からトラックや乗用車が相次いで立ち往生しました。
(ドライバー)「ちょっとびっくりしています。ガソリンが少ないので、歩いてコンビニまで退避しようと思います」
現場では25日朝、少なくとも30台以上が立往生し、道路をふさぎましたが、その後、解消され、現在、車は通行できるということです。
また、湧水町でも大型のトラックがガードレールに衝突し、道路をふさぎました。スリップしたとみられています。けが人はいなかったということです。
25日朝早く、鹿児島市では高台の紫原に向かう坂で、タイヤが滑って空回りする車も見られました。
警察によりますと、県内ではこれまでにスリップ事故を中心に200件以上発生し、少なくとも12人がけがをしたということです。また、鹿児島市によりますと、23人が凍結した路面で転ぶなどし、救急搬送されました。

道路の積雪・凍結で立往生やスリップ事故相次ぐ 少なくとも12人けが 鹿児島県
MBC南日本放送