長野県中野市議会事務局は26日、青木正道氏(57)から議員辞職願が提出され、同日許可されたと発表した。青木氏は辞職理由を「一身上の都合」としているという。

立てこもり事件の現場で、ブルーシートがかけられたパトカーの前に立つ警察官(26日午後、長野県中野市で)=片岡航希撮影
青木氏は2014年に初当選し3期目。22年からは議長を務めていた。青木氏の長男が立てこもり事件の殺人容疑で逮捕されたことを踏まえ、市議会の宮島包義副議長は「市民の負託をうけた議員として、ご家庭のこととはいえ、このような事態をまねいたことは、誠に残念であります」とコメントした。