
左から中村憲剛氏 松木安太郎氏 野々村芳和チェアマン 観月ありさ 槙野智章氏 内田篤人氏
Jリーグが25日、都内で「30周年オープニングイベント」を開催した。
イベントでは30周年プロジェクトの概要やコンセプトワード「よっしゃ いこ!」などを発表。野々村芳和チェアマンのほか松木安太郎氏、中村憲剛氏、槙野智章氏、内田篤人氏、さらに女優の観月ありさが出席した。
トークショーでは、Jリーグが「メディアにもっと出るには?」をテーマに議論された。観月は「地域に密着して活動したり、SNSで何かチャレンジしたり、その動画を流したり」と提案。内田氏も「選手側からの発信」として「インスタグラムやTikTokやユーチューブとかいろいろある。盛り上げてほしい」と呼びかけた。
また、今年頑張りたいこととして槙野氏は「サッカーを知らない人たちにそのすばらしさを伝えていきたい。情報番組とか、そういうお仕事をできれば。これまでサッカー選手がそういう番組に出て発信したことがなかった」と新たなチャレンジに意欲を見せた。
また子どもたちからの質問コーナーでは、川崎ファンから「MF三笘(薫=ブライトン)や(DF谷口)彰悟(アルラヤン)がいなくなって寂しい。どうしたら戻ってくれますか? どうしたら(FWキリアン・)エムバペ(パリサンジェルマン)や(FWリオネル・)メッシ(同)が川崎に来てくれますか」と大胆な質問が飛び出した。
これに野々村チェアマンは「日本っていいな、と思わせることが重要。三笘、谷口、エムバペも金銭的というより日本という国がいい国だな、いいリーグだなと思わせること。あとはエムバペを作ればいい。日本人で。ああいう選手を育てちゃう」と答えた。
30周年を迎えるJリーグが今後どのように発展していくのか楽しみだ。
東スポWEB