陸自でパワハラ国を提訴 元隊員「上官4人から暴行」 長崎地裁大村支部

  • 西日本新聞
  • 更新日:2017/09/16

陸上自衛隊那覇駐屯地(那覇市)で勤務していた20代の元自衛官の男性=長崎県大村市=が、上官4人から暴行や暴言などのパワハラを受け、精神的苦痛で退職を余儀なくされたとして、慰謝料200万円の国家賠償を求める訴えを長崎地裁大村支部に起こした。提訴は8月18日付。

訴状によると、男性は高校を卒業して2015年4月、入隊。同7月に那覇駐屯地に配属された。昨年3月ごろから同11月まで、上官から胸ぐらをつかまれてロッカーに体をぶつけられたり、顔を平手打ちされたりするなどの暴行や、「早く辞めろ」「おまえの面が気にくわん」などの暴言を度々受けた。塗装用スプレーで塗料を鼻の中に吹き付けられたこともあったという。

男性は昨年11月14日、駐屯地の投書箱に、上官から受けた嫌がらせや暴行の内容を投書。陸自第15旅団司令部によると、陸自は男性に対する暴行があったと認めて今年2月、30代の上官2人を減給15分の1(1カ月)の懲戒処分にした。

男性は「これ以上、暴行した上官らと仕事を続けられない」と、今年3月末で退職した。

同司令部総務課は「提訴は国を相手にしたもので、旅団としてコメントする立場にない」としている。

=2017/09/16付 西日本新聞朝刊=

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