「森がないのに?」雪と氷のグリーンランドで野火続く 衛星がとらえた!

「森がないのに?」雪と氷のグリーンランドで野火続く 衛星がとらえた!

  • ハザードラボ
  • 更新日:2017/08/15
No image

野火

万年雪と氷に覆われた北極圏のグリーンランドで野火(Pierre Markuse / flickr)

氷床と万年雪に覆われたグリーンランドで、前例のない大規模な野火が発生し、すでに15平方キロメートル以上を焼失した。ツンドラ(永久凍土)を突き進む火の手が、グリーンランド第二の都市に迫ろうとしている。

北極圏に位置するグリーンランドは、島の8割以上が分厚い氷床と万年雪に覆われ、地下には凍結した土壌が広がるツンドラ地帯だ。

この雪と氷に覆われたグリーンランドの西部で先月31日、さかんに煙が立ち上っているのを米国の地球観測衛星スオミNPPが発見した。火元に森林はなく、ところどころ背の低い草が生えているだけだが、炎はどんどん燃え広がり、今月3日には、100キロ近く離れた場所にも飛び火しているのが確認された。

米マイアミ大学のジェシカ・マッカーティ准教授は、永久凍土で自然火災が発生する原因について、「泥炭地火災の可能性が高い」と指摘。

泥炭地とは草木の生えていない湿地に見えるが、植物が腐敗分解されず、有機物となって堆積している。泥炭地は土そのものが燃えるため、落雷などでいったん発火するとなかなか消火されず、二酸化炭素が大量に発生するという。

デンマーク気象研究所の研究チームは、「地球温暖化によって、南極をはじめ、世界各国で氷床の溶融が進んでいる。もしグリーンランドの氷床がすべて溶けたら、海面が現在よりも7メートル近く高苦なる可能性がある」と警告している。

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

国外総合カテゴリの人気記事

グノシーで話題の記事を読もう!
中国製バス、欧州市場への「乗り入れ」加速―中国メディア
自ら望んで性奴隷に? 人身売買組織から保護されたばかりの16歳美少女が再び失踪
希少な白コアラ誕生=オーストラリア東部の動物園
第三次世界大戦が起きたときに一番安全な場所が「スイス」になるのはなぜか?
潜入!北朝鮮ミサイルで日本政府が逃げ込む自衛隊「真の秘密基地」
  • このエントリーをはてなブックマークに追加