ナダルが棄権、初優勝は来年に持ち越しに[ATPファイナルズ]

ナダルが棄権、初優勝は来年に持ち越しに[ATPファイナルズ]

  • TENNIS DAILY
  • 更新日:2017/11/14
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今シーズン世界ランキング1位の座に着いたラファエル・ナダル(スペイン)は、11月14日の「ATPファイナルズ」の初戦でダビド・ゴファン(ベルギー)と戦い、6(5)-7、7-6(4)、6-4で敗れた後、大会の棄権を決めた。

ナダルはこの 「ATPファイナルズ」の10日前に開催された「ロレックス・パリ・マスターズ」の準々決勝で、悩まされ続けてきた膝がまだ「完璧な状態ではない」と棄権していた。

「ATPファイナルズ」への参加資格を13回連続で獲得しているナダルであるが、試合に万全で挑めるほど体調が良かったのはそのうち8回、しかもこの大会で優勝したことは1度もない。今回は「全米オープン」セミファイナリストのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)がナダルに代わり戦うこととなった。

「僕のシーズンは終わった。このイベントに、街に、自分自身に、集中していた。一生懸命努力した。プレーできるように、すべきことをした。努力したが、この試合を接戦に持ち込めただけでも本当に奇跡だった」とナダルは語った。

第1セットを失い後がなくなったナダルは、第2セットでもマッチポイントを握られるピンチを迎えたが、そこから巻き返しタイブレークの末追いついていた。しかし、ナダルにとって3セット目までの道のりはあまりにも無理があり、動きにあえぎが見え始め、見るからに苦痛を訴えているようであった。ゴファンが2回のブレークで4−1となり、もう一度奮起したナダルであったが、取れたブレークは1つだけだった。

一方、勝利したゴファンは「彼が100パーセント動けなくても、タフだった。彼はすごく強いボールを打っていた。彼に勝つのは、1セットでも取るのは、いつだって簡単じゃない。第2セットでマッチポイントを4本逃したけど、後悔はしなかった。第3セットでも自分のプレーをし続けた」と語った。

ナダルはコートを去る際に暗雲の立ち込めるようなムードでお別れの手を振ったが、これが彼の好調なシーズンの締めとなった。今シーズンは6月に10度目の「全仏オープン」の優勝、9月に「全米オープン」で3度目の優勝を果たし、31歳にして年末世界ランキングの頂点に返り咲いた。次の「全豪オープン」はまだ2ヶ月先であり、ロンドンでのプレーのダメージをその時まで引き摺ってはいないであろうとナダルは信じている。

「幸い(この怪我は)目新しいものではない。僕のチームは全員、怪我に関してしかるべき経験を積んでいる。しっかり対処して、きちんと休み、すべきことをして、来シーズンの始まりに間に合わせるようにしたい」とナダルは言った。

ナダルの今回の棄権は、ロジャー・フェデラー(スイス)が7度目の 「ATPファイナルズ」タイトルを取るのにとても有利になる。フェデラーも今年の「全豪オープン」と「ウィンブルドン」で優勝し、日曜日の初戦にはジャック・ソック(アメリカ)に勝利している。火曜日にはアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦する予定だ。

(C)AP(テニスデイリー編集部)

※写真は厳しい表情を見せるラファエル・ナダル
(AP Photo/Kirsty Wigglesworth)

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