天才テリー伊藤対談「立川志らく」(1)テレビは合わないと思っていました

天才テリー伊藤対談「立川志らく」(1)テレビは合わないと思っていました

  • アサ芸プラス
  • 更新日:2017/12/07
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●ゲスト:立川志らく(たてかわ・しらく) 1963年、東京都生まれ。日本大学芸術学部在学中に落語研究会に所属。大学4年時に同会OBの高田文夫氏の紹介で立川談志に入門、立川志らくを名乗る。88年に二つ目、95年に真打昇進。二つ目時代は、兄弟子の談春と「立川ボーイズ」として活動、深夜番組「ヨタロー」に出演するなど注目を集める。その後、映画と古典落語を合体させた「シネマ落語」を創作するほか、書評や映画評の執筆、映画・演劇の作・演出・監督を務めるなど、多方面で活躍。2015年から独演会「立川志らく落語大全集」を開始、16年かけて203席を演じる予定。現在、TBS「ひるおび!」のコメンテーターを務め、今年上半期の「テレビ番組出演本数ランキング」の「ブレイクタレント部門」で1位に輝いた。

落語立川流の真打として多くのファンを沸かせている落語家・立川志らく。最近では情報ワイド番組のコメンテーターとしての活動もスタート、お茶の間でその存在感を増しつつあるが、落語家までの道のりから師匠・立川談志の思い出まで、天才テリーを相手に語り尽くした!

テリー 師匠は、今年上半期の「テレビ番組出演本数ランキング」の「ブレイクタレント部門」1位に輝いたそうですね。現在も、TBSの「ひるおび!」にコメンテーターとして毎日ご出演されていますけど、そんな状況をどう思われていますか。

志らく スタッフから「こんなこと言え」「言っちゃダメだ」と言われることなく、好き勝手言わせてもらっていますから、毎日楽しませてもらっています。

テリー 落語家さんにとっては、(落語の)枕を話すようなものですかね。

志らく はい、「世情のアラで飯を食い」が落語家ですから。普通、落語家は毎日寄席に出て、その日の出来事についてしゃべるものですが、立川流は寄席がありませんから、それができないんです。ちょうど「ひるおび!」がそんな場になってくれているので、ありがたいですね。

テリー 周りの反響もあると思いますけど、その辺りはいかがですか?

志らく なにしろ、いいかげんなことばっかり言うもんだから「なんだ、このバカは」と怒る視聴者もいるんですが、実際バカなんだからしょうがない(笑)。こっちは政治について勉強してるわけでもなく、32年間落語をやってきた感覚でしゃべってるだけなんですから。まあ、なるべく当たり障りなく、しゃべっていますけどね。

テリー 毎日テレビに出るようになって、何か変わったことはありました?

志らく バラエティ番組にも時々呼んでもらえるようになりましたね。実は、テレビって、ずっと自分には合わないと思ってたんですけど。

テリー それはまた、なんでですか?

志らく 若い頃にちょっと深夜番組に出たりしたんですけど、もともと(十代目)金原亭馬生師匠が好きでこの世界に入ろうと思った人間ですから「落語だけで生きていこう」と、自分で決めていたんです。

テリー もったいない。

志らく ところが(師匠の立川)談志がある時、当時私のマネージャーだった自分の弟に、「なんでおめえは志らくをスターにできねぇんだよ」と言ったらしいんですよ。談志は、爆笑問題の太田(光)君みたいな売れてる人が好きですからね。自分ではそれなりに頑張っていたつもりなんですが、師匠にそんなことを言わせてしまうなんて、ものすごく親不孝な感じがしたんですよ。

テリー なるほどねェ。

志らく それで親孝行のために、もう少し落語以外で知名度を上げる方法はないのかと模索する中で、周りは大反対でしたけど、こういう仕事もお引き受けすることにしたんです。

テリー 実際、やってみての感想はどうですか。

志らく 我ながら使いみちのない面倒くさいタレントだと思うんですが(笑)、これが毎日テレビに出るようになってね、何がどう転ぶかわからないですよ。

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