真凜、首位発進!衣装を忘れ「緊張や不安も全部吹っ飛んだ」/フィギュア

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  • 更新日:2017/09/19

フィギュアスケート・USインターナショナルクラシック第2日(15日、米ユタ州ソルトレークシティー)女子ショートプログラム(SP)などが行われ、シニアデビュー戦の本田真凜(16)=大阪・関大高=が、66・90点をマークし、首位発進した。坂本花織(17)=神戸FSC=は、56・82点で5位。男子フリーで、ネーサン・チェン(18)=米国=が4回転ループを決めて優勝。アクセル以外の全5種類の4回転ジャンプを国際大会で初めて成功させた。

16歳とは思えぬ高い表現力と、長い手脚を生かした華麗な滑りで観客を魅了した。本田がシニアデビュー戦のSPで、自己ベストに1・45点届かなかったものの首位発進。演技後はガッツポーズを見せた。

「衣装をホテルに忘れたのに気づいた。緊張や体力面の不安も全部吹っ飛んだ」

酸素の薄い標高約1300メートルの高地で滑る不安を何度も口にしていた硬さを、想定外の事態が解きほぐした。本田は直前の6分間練習の約15分前に、衣装を忘れたことに気がついた。急いで関係者がホテルに取りにいき、手元に届いたのは練習の約3分前。想定外の事態が緊張を解き、フリップ-トーループの連続3回転を含む全てのジャンプを難なく決めた。

今季のSPは当初予定したタンゴからピアノ曲への変更を8月下旬に決めたため、この大会に間に合わなかった。代わりに昨季の「スマイル」を滑ったが、ドタバタ劇の影響をみじんも感じさせない演技を見せた。

平昌五輪の日本女子の枠は2。絶対的エースで、全日本3連覇中の宮原知子(さとこ、19)=関大=は、左股関節の疲労骨折などの影響で、今季初戦に予定していたフィンランディア杯(10月6日開幕、フィンランド)の欠場を決めている。昨季の世界選手権代表の樋口新葉(わかば、16)=東京・日本橋女学館高、三原舞依(18)=神戸ポートアイランドク=らライバルも多いが、シニアデビュー戦で好発進した本田にも、代表入りへチャンスは十分にある。

「納得いく演技ができて満足している。演技以上に、早めに着替えようとした自分を褒めたい」

いつもより早く衣装を着ようとしたのはたまたまだったという。平昌五輪代表を狙う未来のエース候補が、実力を世界に示した。

★平昌五輪への道

日本女子の出場枠は2。まず全日本選手権(12月、東京)優勝者が決まる。2人目は、同大会の2位か3位、またはグランプリ(GP)ファイナル(12月、名古屋)での成績上位者2人、もしくは世界ランク、シーズンランク、シーズンベストスコアいずれも日本選手上位3人から総合的に判断する。

本田 真凜

2001(平成13)年8月21日生まれ、16歳。京都府出身。15-16年は初出場のジュニアGPファイナル3位、世界ジュニア選手権優勝。16-17年はアジアフィギュア杯(ジュニアクラス)優勝、全日本ジュニア選手権3位。世界ジュニア選手権2位。妹は子役として活躍する望結(みゆ、13)。宮原知子を指導する浜田美栄、田村岳斗両コーチに教わる。大阪・関大高1年。1メートル61。

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