山田太一×渡辺謙「五年目のひとり」豪華キャスト解禁

山田太一×渡辺謙「五年目のひとり」豪華キャスト解禁

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  • 更新日:2016/10/19
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11月19日(土)放送の「山田太一ドラマスペシャル 五年目のひとり」で脚本家・山田太一と渡辺謙がタッグを組み、東日本大震災のその後を描く/(C)テレビ朝日

11月19日(土)夜9時より脚本家・山田太一と渡辺謙がタッグを組み、東日本大震災の5年後の人々を描く「山田太一ドラマスペシャル 五年目のひとり」(テレビ朝日系)が放送される。

本作は、東日本大震災から5年が経過した東京のとある町を舞台に、孤独な中年男と少女の不思議な交流から震災の“その後”と“再生”を描く物語。

主人公の中年男・木崎秀次役の渡辺は、いまだ癒えない震災の傷と闘いながら生きる孤独な男を演じる。

そんな秀次を気に掛け、働き先を紹介する同郷の女性・花宮京子を市原悦子が演じる。市原は過去に「大丈夫です、友よ」('98年フジテレビ系)や「旅立つ人と」('99年フジテレビ系)などの山田作品に参加している、山田が高い信頼を寄せる女優の一人。今回も山田の強い希望で実現した。

渡辺と市原は今回が初共演。渡辺は「まさに“怪物”のような方ですね! こちらの予想をいとも軽々と超えてくるような、素晴らしいお芝居をされるんです。二人のシーンでは方言を交えながら演じましたが、濃過ぎず、かといって薄まり過ぎず、という絶妙な方言のバランスを一緒に探りながら演じました」と語る。

市原は「よく気の付いてくださる、優しい方ですね。人間的にはもちろんですが、ハリウッド、舞台、映画、ドラマ…と俳優としてさまざまな“場”を知っている分、視野が広くて、それがとても頼りになりました」と明かす。

市原は自身が演じる京子を「決して暗くならず、逆に明るく、ちょっぴり能天気に演じようと考えました。そうすることで、苦しみや寂しさをより表現できたら…と思ったからです。また、謙さん演じる秀次さんとのつながりが浮かび上がるように、ほんの少しですが、方言を入れて演じました。本番寸前に方言指導の先生に教えていただいて、ぶっつけ本番でせりふに組み込んだので、謙さんもビックリしていました(笑)」と撮影を振り返った。

また、本作には高橋克実、柳葉敏郎、木村多江、板谷由夏、山田優ら豪共演者が集結。秀次と中学生の少女・松永亜美の出会いが周囲の大人たちにもたらした波紋をベテランが丁寧に表現してく。

秀次をアルバイトに迎える「ここだけのパン屋」店主・上野弘志を演じる高橋は、「山田先生の作品は初めてで、自分が山田作品に出演できるとは思ってもいなかったので感激しました! 謙さんとは『刑事一代 平塚八兵衛の昭和事件史』('09年テレビ朝日系)以来の共演でしたが、謙さんとのお仕事は、とても気持ちのよい空間に身を置いている感があります。同じ新潟出身で年齢的にも違いので、特に準備などしていなくても、すんなり気が合うんです」と笑顔を見せる。

一方、渡辺は「高橋さんとは同郷なのでプライベートで一緒にゴルフに行ったり、妻もお世話になったりして、家族のように接していただいています。共演は久しぶりでしたが、彼は微妙な距離感を捉えるのが上手で、今回の役柄も入り過ぎず、遠ざけ過ぎず、微妙な距離を取って演じてくださったので、とてもやりやすかったです」と語った。

そして、重要な役どころの亜美を演じるのは、現在14歳の蒔田彩珠(あじゅ)。7歳で子役デビュー後、映画監督・是枝裕和が演出を手掛けたドラマ「ゴーイング マイ ホーム」('12年フジテレビ系)で才覚を現した、今注目を集める若手女優。蒔田は今回、山田作品に初挑戦となり、揺れ動く亜美の心情を体当たりで演じていく。

蒔田は「とにかく不安な気持ちが大きかったです。亜美は普通の女の子ですが、とても明るい性格。私自身は暗いわけではないけど、キャピキャピしていないので、自分に演じることができるだろうかと思いが強くて…」と不安を告白。

渡辺について蒔田は「主演が渡辺謙さんと聞いて、本当にびっくりしました。もう存在が大き過ぎますし、せりふを間違えたら怒られてしまうのではないかなんて、勝手に思っていたんです。でも、実際は私がミスをしたら、ギャグのアドリブで返してくださるような面白い方で、現場の明るいムードを作ってくださいました。それでいて、カメラが回ると目や雰囲気がガラっと変わるんです! 渡辺さんは本当にスゴイ!とあらためて感じて…引き込まれてしまいました」と明かした。

渡辺は蒔田について「プレッシャーを感じていたのかもしれないですが、そんなところを見せずひょうひょうとしていた印象があります。もし、僕が14歳のときに同じような役をもらったらビビりまくると思いますが(笑)、彼女はとてもいい意味で、人間的に“太い”のかもしれません。これからも自分の思うように進んでいってほしいなと願っています」と期待を寄せた。

さらに、亜美の兄・松永晋也役で関西ジャニーズJr.の西畑大吾が出演。西畑はNHK朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」('13年9月~'14年3月)や「あさが来た」('15年9月~'16年4月)に出演し、演技力を高く評価されている若手で、本作では家族にも無関心を貫くイマドキの青年を熱演。

渡辺は「素晴らしいキャストの皆さんがそろって、まさしく適材適所。山田先生の思い描かれた世界観を、とてもさりげなく、“どの街でも起こりうるような物語”として共に表現することができ、とてもうれしく感じています」と期待を込める。

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