有賀さつきさんとの最後のメール 永井美奈子さん「何も気づかなかった...」

有賀さつきさんとの最後のメール 永井美奈子さん「何も気づかなかった...」

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  • 更新日:2018/02/12
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「番組で共演していますが、笑顔のイメージしか残っていない。花で例えるとひまわりのような人でした」(井上さん)。病状、死因については本人の遺志を尊重し明かされていない (c)朝日新聞社

元フジテレビアナウンサーの有賀さつきさんが先月30日に死去した。52歳だった。早すぎる死を悼む声が続々と寄せられている。

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「楽しくなければテレビじゃない」をキャッチフレーズに、1982年から12年連続で視聴率三冠王に君臨したフジテレビ。88年に入社した有賀さつきさんは、同期入社の花田(旧姓・河野)景子さん、八木亜希子さんとともに、右肩上がりを続ける同局の象徴的存在だった。

入社当時の3人を取材した経験がある芸能リポーターの井上公造さん(61)は語る。

「3人の登場でフジテレビは女子アナ黄金期を迎えました。3人とも個性的でした。よく八木アナが『河野さんは石橋を叩いて渡るタイプ。自分(八木さん)は叩いて石を割ってしまうタイプ。有賀さんは確認せずに渡っちゃうタイプ』と言っていましたが、まさしくそういうタイプでした」

●世代の先頭を走った

同時に、まじめな努力家でもあったという。

「フリーになって初めて関西の番組に出ることになった時に電話をもらいました。台本にほとんど何も書かれていないが、関西はこんな感じなんですか?と。確かに関西はフリートーク中心で、彼女は台本は読み込んでいくタイプ。それを相談してくるところが彼女の性格。でも関西流になじむのも早かった」

有賀さんとはフジテレビの同期入社だった元衆議院議員の三宅雪子さん(52)も「とにかく頑張り屋だった」と語る。

「ゴルフのフジサンケイクラシックの出張後、クタクタになって一緒に東京に帰ってきたら『これから料理学校に行く』と。英語、料理、漢字、色々なことを頑張っていて、『試験を受けるからしばらく会えないの』と言うこともありました」

学生時代からの友人で、同じ88年に日本テレビに入社したフリーアナウンサーの永井美奈子さん(52)が有賀さんと最後に連絡を取ったのは昨年12月初旬だったという。

「同じ美容師の方にお世話になっていたので、その方が独立されたことをメールしたら『実は随分行っていないんだ』と。『美奈子ちゃんと連絡が取れてよかった』とも書いてあって、その時は何も気がつかなかったのですが……」

入社前から華やかだった有賀さんだが、「渦中にいると同時に、自分のいるところを冷静に見極めていた」と永井さんは言う。

「私たちの世代の先頭に立って、何をするにも最初。そういう意味では逆風も一番正面から浴びてきた。でもそこには自分なりの信念があるんです」

●子どもや後輩への愛情

お互いの子どもの年齢が近いことから、母親としての有賀さんも間近で見てきた。

「お嬢さんのことを本当に大事にしていました。おなかが大きい頃から、この子のために生きると決めていらした」

フジ退社後は「ミュージックステーション」「料理バンザイ!」など多数の番組に出演。2001年からは母校・フェリス女学院大学の「アナウンス講座」の講師も務めた。講義は「ポイントをおさえた大変わかりやすい内容で、丁寧な指導」(同大企画・広報課)だったという。

同講座を受講したフェリス女学院大学の佐々ゆうほさん(21)は、「受講生の名前も覚えてくれて、後輩への愛情を感じました。自分のモデルとしての活動について話したら応援してくださった。有賀さんのような先輩から励まされたことが、いまとても大きく感じます」と語る。

そんな有賀さんの早すぎる死を悼む声は絶えない。

「原稿読みも上手だし、声がいい。華のあるアナウンサーでした。天国では頑張りすぎないでゆっくりしてねと言いたいです」(三宅さん)

「彼女に憧れて女子アナを目指した人は多い。それくらい輝いた存在。有賀さんは間違いなく日本のテレビ史の一ページを刻む存在です」(井上さん)

(編集部・小柳暁子)

※AERA 2018年2月19日号

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