アマゾンが家庭用ロボットを開発中

アマゾンが家庭用ロボットを開発中

  • JBpress
  • 更新日:2018/04/25
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英ロンドン北郊ヘメル・ヘムステッドにあるインターネット小売り大手アマゾン英国法人(Amazon.co.uk)の物流倉庫の外観(2015年11月25日撮影)。(c)AFP/ADRIAN DENNIS〔AFPBB News

米アマゾン・ドットコムが、家庭用ロボットを開発しており、早ければ来年(2019年)にも消費者に提供される可能性があると、米ブルームバーグが伝えている。

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年内にも試作ロボットを従業員の自宅で試験

アマゾンには、米シリコンバレーに「Lab126」と呼ばれる研究開発部門がある。この部門は、アマゾンのハードウエア製品の開発を手がけており、ここで生まれた製品には、AI(人工知能)アシスタントスピーカー「Echo」や、映像配信端末「Fire TV」、タブレット端末「Fireタブレット」、そして、失敗に終わったスマートフォン「Fire Phone」などがある。

事情に詳しい関係者によると、アマゾンはここで、「ベスタ(ローマ神話に登場する家庭や家族の女神)」と呼ぶロボット開発プロジェクトを進めている。

このプロジェクトは数年前に始まったが、同社はここ最近、人材を増やしており、さまざまな分野のエンジニアを募集している。また米アップルの元幹部であるマックス・ペイリー氏が、ロボットに搭載されるコンピューター・ビジョン技術の責任者に就いている。このほかにも、同社はロボット工学業界から、機械工学の専門家を複数人雇い入れているという。

アマゾンは今年中にも、試作ロボットを従業員の自宅でテストしたい考え。そして、早ければ来年にも、試験的に消費者に提供される可能性がある。ただ、スケジュールは遅れる可能性もあり、計画そのものが中断される場合もあると、ブルームバーグは伝えている。

移動する「Alexa」

アマゾンが、どのような家庭用ロボットを開発しているのか、詳細については分かっていない。だが、事情に詳しい関係者は、アマゾンのAIアシスタントサービス「Alexa」が移動するようなロボットだと推測している。

試作機には、複数の高性能カメラと、コンピューター・ビジョン・ソフトウエアが搭載されており、利用者の家の中を自動運転車のように動き回る。利用者の後について行くことも可能。このため、利用者は、AIスピーカーのない部屋にいるときでも、アマゾンのアシスタントサービスを利用できるという。

今のところ、これ以上詳しい情報はない。ただ、この話題について伝えている米ザ・バージの記事は、アマゾンのロボットは、ソフトバンクの「Pepper」のようなヒト型ロボットではなく、スマートホームのハブを兼ね備えたパーソナル・コンパニオンのような機器ではないかと、伝えている。

これに似たものには、韓国LGエレクトロニクスの「LG Hub」、米メイフィールド・ロボティックスの「kuri」、米ジーボの「Jibo」などがあるという。

一般家庭が無理なく買える価格に

ブルームバーグの記事も、同様の予測をしている。その理由として、ブルームバーグが挙げているのは、アマゾンという企業の製品戦略の傾向だ。

アマゾンは、機器の価格を可能な限り引き下げることで知られている。ハードウエアを販売することで、収益を得るのではなく、ハードウエアを通じて販売する商品やサービスで収益を得るというのが同社のスタイル。

このことから、おそらくアマゾンのロボットは、一般家庭が無理なく買える価格になるのではないかと、ブルームバーグは伝えている。

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